パーソナルツール
現在の場所: ホーム 担当教員 教務ユーザ Syllabus2019 エアラインビジネス

←講義で検索へ     ←時間割で検索へ

科目名 エアラインビジネス 
担当教員 奥田 真里子
授業の目的、または到達目標 エアライン業界の仕事や役割を理解するとともに空港での接客のための基礎的な英語を習得する。
授業の概要 華やかなイメージの強いエアライン業界であるが、エアラインの重大な使命は「安全性」と「定時性」そして「質の高いサービス」である。本科目では主に空港での細分化されたエアライン業務・サービスについて理解を深めていく。航空機や空港、航空運送に関わる専門用語を学習し、実際に現場で求められる接客マナーやエアライン英語を身に着け将来の進路選択の一助とする。
日々変化していく航空業界の流れを空港にて現役で勤務している社員を講師とし、最新の傾向を伝え、エアライン業界のみならず、就職活動の一助ともなる知識を習得する。
受講要件:TOEIC450点以上(誤差範囲415点~445点含む)を取得していること。

科目群/ベンチマーク 共通教育科目
授業の形態 講義・グループディスカッション・プレゼンテーション・現場見学(空港見学)
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • オリエンテーション
  • 講義の目的・内容の説明。 接客英会話の授業内容の進め方の説明。
2
  • 航空業界の歴史と使命 および接客英語1(チェックイン)
  • 航空会社の誕生や発展の歴史や安全運航などの重大な使命を担っていることを理解する。 接客英語では、チェックインカウンターでの接客英語を練習する。
  • あらかじめ指定する英語テキストのページを音読練習しておくこと(10分)
  • 授業内容の復習をしておくこと(10分)
3
  • 接遇講座
  • 実際の現場で求められる接客マナーのみならず日常生活にも取り入れられるマナーを身に着ける。
  • 接客時はもとより日常生活においてもなぜマナーが必要なのか自分の意見をまとめておくこと(10分)
  • 授業内容の復習をしておくこと(20分)
4
  • 航空業界の基礎知識(エアライン・空港のコードや専門用語など) および接客英語2(乗り継ぎチェックイン)
  • 航空会社を識別するためのIATA航空会社コード(2レターコード)、国内外の空港に割り振られたIATA空港コード(3レターコード)を学ぶ。 接客英語では、乗り継ぎのある旅客のチェックインやその際に想定される質問への対応を含めた接客英語を練習する。
  • 地図上で国名、都市名と主な空港名を確認しておくこと。 あらかじめ指定する英語テキストのページを音読練習しておくこと(30分)
  • 授業内容の復習をしておくこと(20分)
5
  • 航空業界の基礎知識(時刻表の見方、時差、区間所要時間の算出など) および接客英語3(搭乗口アナウンス)
  • 国際線・国内線の時刻表の見方やそれに伴う時差、区間所要時間の算出方法を理解する。 接客英語では、通常の搭乗口アナウンスを練習する。
  • 事前に各航空会社の時刻表を確認しておくこと。 あらかじめ指定する英語テキストのページを音読練習しておくこと(30分)
  • 授業内容の復習をしておくこと(20分)
6
  • 航空業界の基礎知識(MCT/PNR/FFPなど) および接客英語4(搭乗口での対応)
  • MCT/PNR/FFPなどの専門用語とその意味を理解するとともに各航空会社がアライアンスに属する目的などを理解する。 接客英語では、オーバーサイズの機内持ち込み荷物やベビーカーなどを搭乗口にて預けてもらう案内を練習する。
  • アライアンスの意味と何種類のアライアンスが存在するするか調べておくこと。 あらかじめ指定する英語テキストのページを音読練習しておくこと(20分)
  • 授業内容の復習をしておくこと(20分)
7
  • グループディスカッション:航空保安について
  • 9.11のテロを議題として取り上げ、それ以前とそれ以後でどのように空港における航空保安体制が敷かれるようになったかを理解する。
  • 9.11の同時多発の出来事を確認しておくこと(30分)
  • 授業内容の復習をしておくこと(20分)
8
  • 空港の仕組み(CIQの流れなど) および接客英語5(イレギュラー時)
  • 空港に求められる役割と設備を理解し、CIQなどの国際空港として必要な機能も理解する。 接客英語では、遅延などのイレギュラー時のアナウンスや問い合わせ対応の練習する。
  • あらかじめ指定する英語テキストのページを音読練習しておくこと(10分)
  • 授業内容の復習をしておくこと(20分)
9
  • 空港の業務(グランドスタッフ) および接客英語6(バゲージクレームエリア)
  • グランドスタッフの業務とは実際にどん なものであるのか理解を深める。 接客英語では、バゲージクレームエリアでの対応時に必要な英語表現を練習する。
  • あらかじめ指定する英語テキストのページを音読練習しておくこと(10分)
  • 授業内容の復習をしておくこと(20分)
10
  • 空港の業務(航務) および接客英語7(ラウンジでの対応)
  • 航務という地上業務について理解をする。 接客英語では、ラウンジの受付や対応に必要な英語表現を練習する。
  • あらかじめ指定する英語テキストのページを音読練習しておくこと(10分)
  • 授業内容の復習をしておくこと(20分)
11
  • 機内食 および接客英語8(忘れ物対応)
  • 特別食の種類やそれらの背景にあるアレルギーや宗教について理解する。 接客英語では、忘れ物対応時の英語表現を練習する。
  • 機内食の特別食の種類について調べておくこと。 あらかじめ指定する英語テキストのページを音読練習しておくこと(10分)
  • 授業内容の復習をしておくこと(20分)
12
  • プレゼンテーション:空港見学のための事前研修
  • 次回の空港見学に備え、関西空港とKスカイについて各自で調べ、グループにてプレゼンテーションを行う。
  • 各グループにてプレゼンテーション用資料を作成し、提出すること(90分)
  • 授業内容の復習をしておくこと(20分)
13
  • 空港見学(関西空港)
  • 関西空港内のKスカイオフィスやカウンターを実際に見ることでこれまでの授業の理解を深める。
  • 授業内容の復習をしておくこと(20分)
14
  • プレゼンテーション:空港見学の感想発表・フィードバック
  • 前回の空港見学事後課題について個人にてプレゼンテーションを行う。
  • テスト:講義内容(接客英語含む)の理解度を図るためにテストを行う。
  • 個人にてプレゼンテーション用資料を作成し、提出すること(60分)
  • 授業内容の復習をしておくこと(20分)
15
  • プレゼンテーション:空港見学の感想発表・フィードバック(続き)
  • テスト解説
準備学習 ・予習、復習は授業進捗状況で、適宜調整の上指示をします。
・「3.接遇講座」の授業以降はその実践を求めますので、授業中の姿勢・立ち居振る舞いなども授業への取り組みとして評価対象とします。
・「12.プレゼンテーション」では事前に関西空港と株式会社Kスカイについて各自で調べ、グループにて資料作成、プレゼンテーションを行っていただきます。
・「13.空港見学」では参加費(4000円程度)、関西空港までの往復交通費自己負担
・予習、復習は授業進捗状況で、適宜調整の上指示をします。
教科書 配布テキスト
成績評価方法・基準 授業への取り組み(30%)
立ち居振る舞い(10%)
テスト(40%)
プレゼンテーション(20%)

【フィードバック方法】
・テストの結果、解説を授業内で行う
・プレゼンテーションに関するコメントを授業内で行い、その場でフィードバックする
備考 実務経験のある教員による科目