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科目名 | 国際法演習 |
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担当教員 | 西井 正弘 |
授業の目的、または到達目標 |
国際関係法専修の必修演習科目として、受講生が関心を有する国際法の諸問題について、自らの調査・学習を通じて、国際関係の諸問題の解決に、法が果たす役割と限界について研究する。 <学習目標> ・国際法の役割や機能について、関連分野(国内法・政治学・歴史学)の専門的知識を学びつつ深く考察する。国際法的な物の考え方を身につけ、その限界と発展可能性を探る。 <到達目標> ・日々発生する国際紛争や国際法事象の動きを、国際法学の視点から理解できる。 ・「国際法とは何か」という問いに対して答えられる学力を身につける。 ・法律専門的分野の知見を活かし、国際法学の全体像を理解できる。 |
授業の概要 |
最初に受講生の問題関心を確認したのち、世界史の知識を再確認するため、共通の本を読んでまとめ、議論する。ついで、各自の選択した国際法の関わる国際問題(領土・戦争・テロ・難民など)を取り上げ、それらの「事実関係」「歴史的背景」「当事者の主張」を整理するとともに、参考文献を読んで、当該事件の意義や解決可能性などを明確にする。受講生は、各自が関心あるトピックを選択し、自分の考え方や評価を報告し、全員で討論し自己の見解の見直しをする。 |
科目群/ベンチマーク | LAW3100(715生以前) | ||
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授業の形態 |
演習は、受講生が報告し、参加者全員が質疑・討論することで、相互の理解を深める形式の授業である。1週間前に、プレゼンテーション用のレジュメを全員に配布する。参加者は、予めレジュメを読んだ上で授業に参加する。 |
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時間割 | 概要 | 宿題(予習・復習等) | |
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準備学習 |
2年次に学修した「国際法1」「国際法2」や「国際政治学1」「国際政治学2」の内容を復習しておくこと。 日常発生する国際紛争について、ニュースを新聞等で把握しておくこと。関心あるテーマについて、あらかじめ調べておくこと。 |
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教科書 |
倉山満『国際法で読み解く世界史の真実』PHP新書(1071), 2016年, ISBN 978-4-569-83204-3 |
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参考文献 |
国際法、近現代世界史、近現代日本史の概説書 松井芳郎編『判例国際法【第2版】』東信堂、2010年 小寺彰ほか編『国際法判例百選【第2版】』(別冊ジュリストNo.204)、有斐閣、2011年 条約集(『ベーシック条約集』東信堂、『コンパクト学習条約集』信山社など) その他、参考文献は授業中に提示する。 |
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成績評価方法・基準 |
各自の報告・まとめの仕方:25点、レポート:60点、授業参加度:15点 |
時間割
担当教員 | 開講学期 | 開講曜日 | 開講時限 | 履修クラス | 単位数 |
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西井 正弘 | 通年 | 木曜日 | 4時限 | 3000 | 4 |