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科目名 刑法の基礎 2 
担当教員 浅田　和茂
授業の目的、または到達目標 刑法の基礎となる考え方を身につける。刑法にどのような犯罪が規定されているかを説明できる。それぞれの犯罪の性質（法益）と成立要件を理解できる。
授業の概要 刑法の「各論」に当たる部分を扱う。個人に対する罪、公共に対する罪、国家に対する罪について順次説明する。できるだけ具体例を挙げて初学者にも分かりやすいように説明する。
授業の形態 講義形式で進めるが、適宜、参加者に質問・意見を述べていただく。
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • 殺人罪、自殺関与罪、傷害罪、暴行罪
  • 教科書151～161頁の予習
2
  • 自動車運転致死傷罪、凶器準備集合罪、過失致死傷罪、堕胎罪、遺棄罪
  • 教科書162～172頁の予習
3
  • 逮捕監禁罪、脅迫罪、強要罪、略取誘拐罪、強姦罪、強制わいせつ罪
  • 教科書173～181頁の予習
4
  • 第1回小テスト、住居侵入罪、秘密漏示罪、名誉毀損罪、信用毀損罪、業務妨罪
  • 教科書181～193頁の予習
5
  • 財産罪の分類、窃盗罪、不動産侵奪罪
  • 教科書193～198頁の予習
6
  • 強盗罪、詐欺罪、恐喝罪
  • 教科書198～208頁の予習
7
  • 横領罪、背任罪、盗品罪、器物損壊罪
  • 教科書208～220頁の予習
8
  • 第2回小テスト、騒乱罪、放火罪、往来妨害罪
  • 教科書223～238頁の予習
9
  • 偽造罪総説、通貨偽造罪、有価証券偽造罪、支払用カード電磁的記録に関する罪
  • 教科書238～245頁の予習
10
  • 文書偽造罪、有形偽造と無形偽造 　
  • 教科書245～257頁の予習
11
  • 第3回小テスト、公然わいせつ罪、わいせつ物頒布罪、賭博罪 　　・礼拝所・墳墓に関する罪
  • 教科書257～269頁の予習
12
  • 内乱罪、外患罪、国交に関する罪　
  • 教科書271～277頁の予習
13
  • 公務執行妨害罪、司法作用に対する罪
  • 教科書278～286頁の予習
14
  • 職権濫用罪、収賄罪・贈賄罪
  • 教科書286～292頁の予習
15
  • 第4回小テスト、罪数とは何か、法条競合、科刑上一罪（観念的競合、牽連犯） 、併合罪
  • 教科書139～150頁の予習
準備学習 教科書の該当箇所を読んできてください。
教科書 浅田和茂・内田博文・上田寛・松宮孝明『現代刑法入門〔第3版補訂〕』（有斐閣、2014年、2000円＋税）
参考文献 西村健一郎・西井正弘・初宿正典編『判例法学〔第5版〕』（有斐閣、2012年）
成績評価方法・基準 4回の小テストの点数（20×4＝80点）
授業への参加度など（20点）
備考 予習して何か質問・意見を1つ以上考えてきてください。

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
浅田　和茂 秋学期 水曜日 ４時限 2