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科目名 | ミクロ経済学2 |
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担当教員 | 竹内 信行 |
授業の目的、または到達目標 |
基本的なミクロ経済学の知識の習得を目指す.とくに生産者(企業)の行動の経済学的な分析wを理解した後,市場での均衡とその評価について学習する. 具体的には下記を目標とする. ・ 生産者(企業)の生産活動を経済学的に説明できるようになる, ・ 市場において需要と供給が一致する均衡について理解する. ・ 均衡の効率性について評価できるようになる. ・ 独占や寡占といった不完全競争下での分析ができるようになる. |
授業の概要 |
・ 本講義では,前期に開講された「ミクロ経済学1」に引き続き,経済学において最も基本となる「経済学的な考え方」を学習します.「ミクロ経済学2」では,まず供給を構成する生産者(企業)の行動について解説します.その後,市場で需要と供給が一致する「均衡」の概念とその評価について学習します.最後には,供給を行う生産者が少数に限られる状況下(不完全競争市場)についての分析を解説します. ・ 講義の内容上,数式やグラフを利用することが多くなります.それに伴って必要となる数学については適宜,説明を行います.講義で扱う内容には複雑で難解な部分があるかもしれませんが,丁寧な解説を心がけ,楽しく学んでいけるよう努めます. ・「パッと聞いて分かる」というよりは「じっくり考えて分かる」ことが多い学問です.そのため,授業内容の理解には根気と努力が必要になります. ・ 講義内容は,前期に開講される「ミクロ経済学1」の内容を前提にしています.「ミクロ経済学1」を受講していない場合は,下記に挙げる教科書の1~6章を自習し,十分に理解した上で受講してください. |
授業の形態 |
講義形式.ただし,定期的に復習の意味で,小テストを実施する. |
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時間割 | 概要 | 宿題(予習・復習等) | |
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準備学習 |
・ 授業は,前回授業の理解を前提として行われます.そのため,授業内で使用したハンドアウトや教科書を用いて,必ず復習を行うこと. ・ 特に,人から教えてもらっただけでは「分かった気」になってしまい,いざという時に学習した事を生かすことができません.しっかり理解するためにも,授業内容を他の人に説明できるようになることを目指して復習することが大切です. |
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教科書 |
毎回,ハンドアウトに従って授業を進めていきますが,その内容の多くは, ・ 西村和雄『ミクロ経済学 (現代経済学入門) 第3版』岩波書店,2011 年. を参考にしています. |
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参考文献 |
授業では,上記の教科書にしたがって講義を行いますが,ミクロ経済学の参考書の多くは構成が似ています.下記にあげる様々な参考書から自分にあった1冊を使用したり,わかりにくい部分や疑問点に対して部分的に参照したりすることをおすすめします. 入門: ・ 奥野正寛『ミクロ経済学入門(日経文庫)』日本経済新聞社,1990 年. 本講義の目標レベルの教科書: ・ 井堀利宏『入門ミクロ経済学 第 2 版』新世社,2004 年. ・ 倉澤資成『入門|価格理論』日本評論社,1988 年. ・ 嶋村紘輝 他『入門ミクロ経済学』中央経済社,2002 年. ・ 西村和雄『ミクロ経済学入門(第 2 版)』岩波書店,1995 年. より高度な内容のテキスト: ・ 武隈慎一『ミクロ経済学(増補版)』新世社,1999 年. ・ 西村和雄『ミクロ経済学』東洋経済新報社,1990 年. |
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成績評価方法・基準 |
・ 授業への参加意欲:40% ・ 小テスト もしくは 課題:15%×4回 を基本に評価する. |
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備考 |
・ 講義内容は,上記のように計画していますが,受講生の理解度や関心にあわせて,授業内容を変更する可能性もあります. ・ できるかぎり,全員が内容を理解できるように努めていきます.皆さんからも積極的に質問していただけると幸いです. |
時間割
担当教員 | 開講学期 | 開講曜日 | 開講時限 | 履修クラス | 単位数 |
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竹内 信行 | 秋学期 | 火曜日 | 5時限 | 2 |