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科目名 | ミクロ経済学1 |
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担当教員 | 竹内 信行 |
授業の目的、または到達目標 |
基本的なミクロ経済学の知識の習得を目指す.経済学の基本となる「市場」の役割について理解した後,主に消費者の行動について経済学的に考察する. 具体的には下記を目標とする. ・ 需要,供給という概念と,それらが市場において一致するメカニズムを理解する. ・ 消費者(家計)の消費活動を経済学的に説明できるようになる, ・ 所得や財の価格の変化が,消費活動に与える影響を分析できるようになる. ・ 市場における需要がどのように決定されるのか,説明できるようになる. |
授業の概要 |
・ ミクロ経済学では,経済学において最も基本となる「経済学的な考え方」を学習します.本講義では,まずモノ・サービスの需要と供給が出会い,それらが取引される「市場」について解説します.その後,「市場」のうち需要を構成する消費者(家計)の行動について解説します.また,講義の最後では「市場」のうち供給を構成する生産者の行動についての導入を行います. ・ 講義の内容上,数式やグラフを利用することが多くなります.それに伴って必要となる数学については適宜,説明を行います.講義で扱う内容には複雑で難解な部分があるかもしれませんが,丁寧な解説を心がけ,楽しく学んでいけるよう努めます. ・「パッと聞いて分かる」というよりは「じっくり考えて分かる」ことが多い学問です.そのため,授業内容の理解には根気と努力が必要になります. ・ ミクロ経済学を一通り学習するには,本講義だけではなく後期に開講される「ミクロ経済学2」も引き続き受講することが必要です.そのため,2つの講義のうち,どちらか片方のみを受講することにはあまり意味がなく,両方を受講されることを強くおすすめします. |
授業の形態 |
講義形式.ただし,定期的に復習のために小テストを実施する. |
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時間割 | 概要 | 宿題(予習・復習等) | |
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準備学習 |
・ 授業は,前回授業の理解を前提として行われます.そのため,授業内で使用したハンドアウトや教科書を用いて必ず復習を行うこと. ・ 特に,人から教えてもらっただけでは「分かった気」になってしまい,いざという時に学習した事を生かすことができません.しっかり理解するためにも,授業内容を他の人に説明でき |
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教科書 |
毎回,ハンドアウトに従って授業を進めていきますが,その内容の多くは, ・ 西村和雄『ミクロ経済学 (現代経済学入門) 第3版』岩波書店,2011 年. を参考にしています. |
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参考文献 |
授業では,上記の教科書にしたがって講義を行いますが,ミクロ経済学の参考書の多くは構成が似ています.下記にあげる様々な参考書から自分にあった1冊を使用したり,わかりにくい部分や疑問点に対して部分的に参照したりすることをおすすめします. 入門: ・ 奥野正寛『ミクロ経済学入門(日経文庫)』日本経済新聞社,1990 年. 本講義の目標レベルの教科書: ・ 井堀利宏『入門ミクロ経済学 第 2 版』新世社,2004 年. ・ 倉澤資成『入門|価格理論』日本評論社,1988 年. ・ 嶋村紘輝 他『入門ミクロ経済学』中央経済社,2002 年. ・ 西村和雄『ミクロ経済学入門(第 2 版)』岩波書店,1995 年. より高度な内容のテキスト: ・ 武隈慎一『ミクロ経済学(増補版)』新世社,1999 年. ・ 西村和雄『ミクロ経済学』東洋経済新報社,1990 年. |
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成績評価方法・基準 |
・授業への参加意欲:40% ・小テスト もしくは 課題:15%×4回 を基本に評価する. |
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備考 |
・ 講義内容は,上記のように計画していますが,受講生の理解度にあわせて,授業内容を変更する可能性もあります. ・ できるかぎり,全員が内容を理解できるように努めていきます.皆さんからも積極的に質問していただけると幸いです. |
時間割
担当教員 | 開講学期 | 開講曜日 | 開講時限 | 履修クラス | 単位数 |
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竹内 信行 | 春学期 | 火曜日 | 5時限 | 2 |