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科目名 | マクロ経済学1 |
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担当教員 | 竹内 信行 |
授業の目的、または到達目標 |
マクロ経済学の基本的な知識の習得を目指す. 具体的には下記を目標とする. ・ GDPや物価指数といった経済指標が何であるのか,説明できるようになる. ・ マクロ経済学で考える4つの市場とそのつながりについて理解する. ・ マクロ経済学での「短期」と「長期」の違いを理解する. ・ 短期における財政金融政策の効果を説明できるようになる. |
授業の概要 |
・ マクロ経済学では,一国の経済活動を金融市場や労働市場といった大枠で捉え,経済規模の決定や経済政策の有効性について考えます.そのため,マクロ経済学を学習することは,新聞紙上等で取り上げられる経済事情や経済政策について正しく内容を理解する手助けになります.本講義では,まずGDP等の代表的な経済指標の意味と見方を学習した後,一国の経済活動の流れや様々な市場の関係について解説します.その後,短期のマクロ経済分析に用いられるIS-LMモデルを紹介します. ・ 講義の内容上,数式や図表を利用することが多くなります.それに伴って必要となる数学については適宜,説明を行います.講義で扱う内容には複雑で難解な部分があるかもしれませんが,丁寧な解説を心がけ,楽しく学んでいけるよう努めます. ・「パッと聞いて分かる」というよりは「じっくり考えて分かる」ことが多い学問です.そのため,授業内容の理解には根気と努力が必要になります. ・ マクロ経済学を一通り学習するには,本講義だけではなく後期に開講される「マクロ経済学2」も引き続き受講することが必要です.そのため,2つの講義のうち,どちらか片方のみを受講することにはあまり意味がなく,両方を受講されることを強くおすすめします. |
授業の形態 |
講義形式.ただし,定期的に復習の意味で,小テストを実施する. |
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時間割 | 概要 | 宿題(予習・復習等) | |
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準備学習 |
・ 授業は,前回授業の理解を前提として行われます.そのため,授業内で使用したハンドアウトや教科書を用いて,必ず復習を行うこと. ・ 特に,人から教えてもらっただけでは「分かった気」になってしまい,いざという時に学習した事を生かすことができません.しっかり理解するためにも,授業内容を他の人に説明できるようになることを目指して復習することが大切です. |
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教科書 |
毎回,ハンドアウトに従って授業を進めていきますが,その内容は, ・ 中谷巌『入門マクロ経済学 第 5 版』日本評論社,2007 年 をしたがっています. |
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参考文献 |
上記に挙げた教科書の練習問題の解答・解説書として, ・ 大竹文雄『スタディガイド入門マクロ経済学 第 5 版』日本評論社,2007年. があります. また,マクロ経済学の教科書は,著者によって構成が大きく異なります.授業では,上記の教科書にしたがって講義を行いますが,わかりにくい部分や疑問点があれば,下記の参考書を適宜,参照してください. ・ 伊藤元重『入門マクロ経済学 第 2 版』日本評論社,2012 年. ・ 吉川洋『マクロ経済学 (現代経済学入門) 第 3 版』岩波書店,2009 年. ・ 井堀利宏『入門マクロ経済学 第 3 版』新世社,2011 年. ・ 斉藤誠 他『マクロ経済学 (New Liberal Arts Selection)』有斐閣,2010年. ・ 浅子和美 他『マクロ経済学 第 2 版』新世社,2009 年. |
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成績評価方法・基準 |
・ 授業への参加意欲:40% ・ 小テスト もしくは 課題:15%×4回 を基本に評価する. |
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備考 |
・ 講義内容は,上記のように計画していますが,受講生の理解度や関心にあわせて,授業内容を変更する可能性もあります. ・ できるかぎり,全員が内容を理解できるように努めていきます.皆さんからも積極的に質問していただけると幸いです. |
時間割
担当教員 | 開講学期 | 開講曜日 | 開講時限 | 履修クラス | 単位数 |
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竹内 信行 | 春学期 | 火曜日 | 4時限 | 2 |