刑法の基礎2 — Osaka Jogakuin Web Syllabus

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科目名	刑法の基礎2
担当教員	浅田　和茂
授業の目的、または到達目標	刑法の基礎となる考え方を身につける。刑法における違法とは何かを説明できる。刑法における責任とは何かを説明できる。未遂・既遂とは何かを説明できる。共犯とは何かを説明できる。
授業の概要	刑法の中で総論にあたる問題を取り上げていく。犯罪論のうち違法論、責任論、未遂論、共犯論、罪数論を扱う。刑法の各論についても適宜取り上げる。できるだけ具体例を挙げて初学者にも分かりやすいように説明する。


時間割		概要	宿題(予習・復習等)
	1	違法とは、違法と責任、行為無価値・結果無価値	教科書74～77頁の予習
	2	可罰的違法性、	教科書78～80頁の予習
	3	法令行為、正当業務行為、被害者の同意、安楽死	教科書80～83、87～89、91～92頁の予習
	4	第１回小テスト、正当防衛の要件、過剰防衛	教科書83～87頁の予習
	5	誤想防衛、誤想過剰防衛、緊急避難の要件	教科書83～90頁の予習
	6	第２回小テスト、責任とは、責任主義とは何か	教科書92～95頁の予習
	7	責任能力とは何か、原因において自由な行為	教科書96～98、109～110頁の予習
	8	故意とは何か、事実の錯誤	教科書98～104頁の予習
	9	故意の種類、過失とは何か	教科書104～109頁の予習
	10	第３回小テスト、未遂とは何か、実行の着手	教科書112～116、122～124頁の予習
	11	不能犯、中止犯	教科書117～122、123頁の予習
	12	共犯とは何か、共犯の従属性、間接正犯	教科書125～128、134頁の予習
	13	共同正犯、共謀共同正犯	教科書128～130頁の予習
	14	教唆犯、従犯、身分犯の共犯	教科書130～133頁の予習
	15	第４回小テスト、罪数、法条競合、科刑上１罪	教科書74～77頁の予習
教科書	浅田和茂・内田博文・上田寛・松宮孝明『現代刑法入門〔第３版〕』（有斐閣、2012年、2000円＋税）
参考文献	西村健一郎・西井正弘・初宿正典編『判例法学〔第５版〕』（有斐閣、2012年）浅田和茂『刑法総論〔補正版〕』（成文堂、2007年）
成績評価方法・基準	４回の小テストの点数（20×4＝80点）授業への参加度など（20点）
備考	予習して（教科書・参考書など）何か質問・意見を１つ以上考えてきてください。

時間割

担当教員	開講学期	開講曜日	開講時限	履修クラス	単位数
浅田　和茂	秋学期	水曜日	４時限		2

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