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現在の場所: ホーム 担当教員 教務ユーザ Syllabus2013 刑法の基礎1

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科目名 刑法の基礎1 
担当教員 浅田 和茂
授業の目的、または到達目標 刑法の基礎となる考え方を身につける。刑法の専門用語を理解できる。刑法の歴史が分かる。刑法の基本原則が理解できる
授業の概要 刑法の中で総論にあたる問題を取り上げていく。刑法の意義・機能、刑法の歴史、刑法の基本原則、犯罪論のうち構成要件論までを扱う。刑法の各論についても適宜取り上げる。できるだけ具体例を挙げて初学者にも分かりやすいように説明する。

授業の形態 各回のテーマについて、教員が説明したうえで、質問・意見交換を行う。少人数なので、慣れればゼミ形式(参加者に報告していただいたうえで質疑)も取り入れたい。
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • 授業の進め方、刑法とは何か、刑法の機能
  • 教科書1~4頁の予習
2
  • 日本の犯罪の現状、外国の犯罪との比較
  • 教科書4~7頁の予習
3
  • 刑罰の種類、死刑、自由刑、財産刑、没収
  • 教科書293~300頁の予習
4
  • 刑罰の目的、応報刑論、特別予防論、一般予防論
  • 教科書291~293頁の予習
5
  • 第1回小テスト、近代刑法、明治の刑法
  • 教科書9~20頁の予習
6
  • 新旧両派の学派の争い、戦前の刑法
  • 教科書20~25頁の予習
7
  • 刑法改正作業、近時の刑事立法
  • 教科書25~34頁の予習
8
  • 第2回小テスト、罪刑法定主義、類推禁止
  • 教科書35~40頁、44~47頁の予習
9
  • 明確性の原則、遡及処罰の禁止
  • 教科書40~44頁の予習
10
  • 刑法の場所的適用範囲、時間的適用範囲
  • 教科書47~49頁の予習
11
  • 第3回小テスト、犯罪論の仕組み、犯罪の成立要件
  • 教科書51~58頁の予習
12
  • 行為とは、構成要件(犯罪類型)とは
  • 教科書58~61頁の予習
13
  • 構成要件の要素、犯罪の分類
  • 教科書61~66頁、70~71頁の予習
14
  • 因果関係、条件関係、相当因果関係
  • 教科書66~70頁の予習
15
  • 第4回小テスト、作為犯、不作為犯
  • 教科書71~72頁の予習
教科書 浅田和茂・内田博文・上田寛・松宮孝明『現代刑法入門〔第3版〕』(有斐閣、2012年、2000円+税)
参考文献 西村健一郎・西井正弘・初宿正典編『判例法学〔第5版〕』(有斐閣、2012年)
浅田和茂『刑法総論〔補正版〕』(成文堂、2007年)
成績評価方法・基準 4回の小テストの点数(20×4=80点)
授業への参加度など(20点)
備考 予習して(教科書・参考書など)何か質問・意見を1つ以上考えてきてください。

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
浅田 和茂 春学期 木曜日 2時限 2