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現在の場所: ホーム 担当教員 教務ユーザ Syllabus2013 民法の基礎1

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科目名 民法の基礎1 
担当教員 堀竹 学
授業の目的、または到達目標  民法は私法の基本法であるので、全体像を理解すべく、細かい規定・論点には深入りせず、民法の体系を意識しながら民法の基礎となる考えを理解する。具体的な講義内容は、民法総則、物権、債権の主要分野を取り上げる。また、民法総則、物権、債権、親族、相続等他の分野との関連についても理解を図る。

〈到達目標〉
民法の体系を説明できる。
基本的な民事事件における適用条文を説明できる。
基本的な民事事件を解決できる。
授業の概要  講義の進め方は、使用テキストに沿って進める(予習・復習にも活用してもらいたい)。教員が、まず制度の概要について、具体例を交えて図示し、学生が基本事項・全体像を把握する。それを踏まえ、重要な論点について、論理的に思考する。

授業の形態  教員が、民法(総則、物権、債権)の重要事項について説明しながら、随時質問していく。これに対し、学生が教科書を調べたり、自らの考えを述べたりして、民法の理解を深める。
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • 「民法」とは何か、日本民法の成り立ち
  • 教科書15頁~26頁
2
  • 意思表示
  • 教科書40頁~49頁
3
  • 代理
  • 教科書34頁~39頁、50頁~57頁
4
  • 「所有」をめぐる法律関係
  • 教科書62頁~85頁
5
  • 占有権、用益物権
  • 教科書86頁~92頁
6
  • 抵当権
  • 教科書159頁~175頁
7
  • 質権、非典型担保
  • 教科書176頁~189頁
8
  • 法定担保物権、保証、連帯債務、不可分債務
  • 教科書190頁~200頁
9
  • 債務不履行
  • 教科書98頁~103頁
10
  • 解除、債権者代位権、詐害行為取消権
  • 教科書104頁~109頁
11
  • 危険負担、債権譲渡
  • 教科書110頁~116頁
12
  • 弁済、相殺
  • 教科書117頁~128頁
13
  • 売買契約、担保責任
  • 教科書129頁~132頁
14
  • 賃貸借契約
  • 教科書134頁~141頁
15
  • 請負契約、委任契約
  • 教科書141頁~144頁
準備学習 民法は、各制度が相互に関連しているので、復習をすることが次回の予習につながります。ノートを参考文献で補って、(予習・)復習してください。
教科書 六法
近江幸治『民法講義0 ゼロからの民法入門』(成文堂、2012) 
参考文献 潮見佳男『入門民法(全)』(有斐閣、補訂、2011)
河上正二『民法学入門』(日本評論社、第2版、2009)
川井健『民法入門』(有斐閣、第7版、2012)
ほか
講義中に適宜紹介する。
成績評価方法・基準 平常点(発言)で評価する。
備考 六法は常に携帯し、こまめに引きましょう。
民法は初めて耳にする用語ばかりで、かつ論理的に理解しなければならず、難しいと感じるかもしれません。しかし、じっくり理解するように努めれば、全体が見えてくるようになります。諦めず頑張りましょう。

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
堀竹 学 春学期 木曜日 4時限 2