パーソナルツール
現在の場所: ホーム 担当教員 教務ユーザ Syllabus2013 Marketing 基礎

←講義で検索へ     ←時間割で検索へ

科目名 Marketing 基礎 
担当教員 寺岡 国一
授業の目的、または到達目標 マーケティングの知識は企業の営業・企画職に就く場合には必須だが、それ以外の部門でも必要とされる。また、企業だけでなく、行政、非営利組織の活動においても必要とされる知識である。さらに、マーケティングの基本的な知識ha我々の日々の生活にも大いに役立つ。我々がよく知っている会社、身近にある製品、映像資料、企業の販促資料等を取り上げながらマーケティングの歴史、マーケティングの基本概念、マーケティング活動のフレームワークを判りやすく理解する。
授業の概要 マーケティング活動の中心は消費者が必要としている商品を創り、売れる環境をいかに創り出していくかである。さらに、消費者自身も気づいていない潜在的消費者ニーズを創出することも最近のマーケティング活動の特徴である。従来、マーケティングは営利を目的とする企業活動に絞って研究されてきたが、マーケティング活動の基本概念は顧客ニーズの的確な把握と顧客満足であるという視点から非営利組織(学校、ボランティア団体、教会、行政組織、等々)や企業の社会貢献活動へとマーケティング(Societal Marketing, Social Marketing)もその領域が広がってきている。

授業の形態 マーケティングの基本概念や活動のプロセスを実際の商品の例、あるいは映像を通じて企業のマーケティング活動を理解するとともに、実際の商品を使って商品コンセプトテスティングを行なうなど楽しい授業にします。
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • 授業オリエンテーション、マーケティングの意味
2
  • マーケティングが生まれてきた背景
3
  • マーケティングがビジネス領域の学問として形成されてきた背景
4
  • マーケティング活動のプロセス:自社の事業定義
5
  • 内部・外部環境の分析と消費者ニーズの把握     
  • Terminologyクイズ
6
  • 4Pと4C, セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング
7
  • Productの理解(商品化のプロセス)
8
  • Productの理解(商品化のプロセス) "ジャパネットたかた"の例
9
  • 商品のコンセプトテスティング実施(Class work)
  • 中間テスト+Terminologyクイズ
10
  • Pricingの理解(商品価値に相応しい価格設定)
11
  • Promotionの理解(広告宣伝、販売促進、広報、営業活動)
12
  • Placeの理解(流通、販売網)
  • Terminologyクイズ
13
  • ホンダCRZ導入のマーケティング(ビデオ)
14
  • 社会的貢献のマーケティング
15
  • 最終クイズと回答
  •  最終クイズ+Terminologyクイズ
準備学習 講義資料を予め読んで授業に臨んでください。
教科書 講義資料は大学のサイトで公開している。各自必要に応じてプリントアウトすること。
参考文献 「マーケティング」恩蔵直人著 日本経済新聞社出版、「一からのマーケティング」石井淳蔵編 碩学社、"Principles of Marketing" Version2.0 Philip Kotler and Gary Armstrong, Prentice Hall, “Social Marketing” Philip Kotler and all, SAGE Publications, 2002
成績評価方法・基準 中間クイズ30%、最終クイズ40%、Terminologyクイズ30%

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
寺岡 国一 春学期 火曜日 3時限 a 2
寺岡 国一 秋学期 火曜日 2時限 b 2