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現在の場所: ホーム 担当教員 教務ユーザ Syllabus2012 言語と権力

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科目名 言語と権力 
担当教員 神谷 俊郎
授業の目的、または到達目標 言語と権力の関係について論じる。この「権力」とは、第一義的には政治権力のことであり、前半では「言語帝国主義と少数言語」の問題を中心に論じる。後半では、対人コミュニケーションの場面で発生する上下関係や差別、また、現代社会における情報リテラシーの問題についても論じる。
授業の概要 下記「時間割」欄にある各回の概要の他、次のような議論を通底させつつ、講義を進める。

・「標準語」と「方言」
・言語と国家
・言語と民族・宗教
・言語による差別
・文字と無文字/識字と非識字
・インターネットと情報リテラシー

授業の形態 講義とディスカッション
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • 概論:「標準語」と「方言」にみる言語と権力の関係について
  • 授業中に指示
2
  • 各国・地域の言語事情(アメリカ・ヨーロッパ諸国1)
  • 授業中に指示
3
  • 各国・地域の言語事情(アメリカ・ヨーロッパ諸国2)
  • 授業中に指示
4
  • 各国・地域の言語事情(アジア・アフリカ諸国1)
  • 授業中に指示
5
  • 各国・地域の言語事情(アジア・アフリカ諸国2)
  • 授業中に指示
6
  • 少数・絶滅の危機にひんする言語1
  • 授業中に指示
7
  • 少数・絶滅の危機にひんする言語2
  • 授業中に指示
8
  • 英語の言語社会学史
  • 授業中に指示
9
  • 「国民国家」と言語
  • 授業中に指示
10
  • 障害者のコミュニケーション
  • 授業中に指示
11
  • ピジンとクレオール
  • 授業中に指示
12
  • 対人コミュニケーションにおける言語使用と格差1
  • 授業中に指示
13
  • 対人コミュニケーションにおける言語使用と格差2
  • 授業中に指示
14
  • 情報科学と言語格差1
  • 授業中に指示
15
  • 情報科学と言語格差2
  • 授業中に指示
準備学習 授業内容に関して指定された文献を読んでくること
教科書 プリントを配布する
参考文献 授業中に紹介するが、以下の文献のいずれか、または全てに目を通しておくことが望ましい
①田中克彦「ことばと国家」
②ジャレド・ダイアモンド「銃・病原菌・鉄」
③水村美苗「日本語が亡びるとき」
④スティーヴン・ピンカー「言語を生み出す本能」
⑤ベネディクト・アンダーソン「想像の共同体」
⑥ウォルター・J・オング「声の文化と文字の文化」
成績評価方法・基準 研究レポート(学期末)50%,小課題(講義期間中)50%

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
神谷 俊郎 秋学期 金曜日 3時限 2