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科目名 | 進路指導の実際 |
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担当教員 | 村上 晃美 |
授業の目的、または到達目標 |
「学校の勉強は、将来役に立つか」、「人は何のために働くのか」などと生徒に問われたら、教師としてのあなたはどう答えますか。また、自分自身の個性や“生き方”をあなたはどう把握していますか。 進路指導はもとより教師のすべての仕事の基礎・基本となっているこのような問題に真剣に向き合える力量を高めるとともに、進路指導に取り組むために必要な基本的な知識等-校務分掌の在り方、指導計画の作成、生徒理解の在り方、進路情報資料の整備活用、“生き方”指導など-を身につけられたらと思います。 |
授業の概要 |
近年15歳~24歳の若者の失業率が全年齢平均に比べて急上昇し、若年層の雇用状況は“就職氷河期”と言われるほど悪化しているが、高校・大学等を卒業後就職しても早期に離・転職を繰り返す者が依然として多いと言われています。また高校に進学した生徒の中には、学業や生活に目的を見出せず、学校生活不適応に陥って、退学したり、原級留置となったりする者も少なくなくありません。これらの問題の要因は社会・経済等多岐にわたるが、学校の進路指導の在り方がその重要な要因の一つであると指摘されています。 授業では、中学校を中心にこれまでの進路指導の問題点は何か、それをどのように解決したらよいかという問いに立って、これからの進路指導の在り方を考えたい。特に、生徒自らが、自分の進路を選択し、就職または進学して、更にその後の生活によりよく適応しつつ進歩する能力を伸ばせるようにするには、教師がどのように組織的、継続的に指導すればよいかという基本的な視点に立脚して指導体制の整備、指導計画の立案、指導内容・方法などを先進的な学校の取り組みの具体例を踏まえながら勉強したいと思っています。 |
授業の形態 |
講義を中心に進めますが、テーマに応じ討論やディベート、視聴覚教材活用の場を設けます。 |
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時間割 | 概要 | 宿題(予習・復習等) | |
1 |
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準備学習 |
発表、討論等の課題については、図書館で調べたり、あらかじめ考えてくる。 |
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教科書 |
なし |
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参考文献 |
授業中に適宜紹介する |
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成績評価方法・基準 |
出席・発言等20% 課題(数題)の提出45% 小試験35% |
時間割
担当教員 | 開講学期 | 開講曜日 | 開講時限 | 履修クラス | 単位数 |
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村上 晃美 | 秋学期 | 木曜日 | 5時限 | 2 |