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現在の場所: ホーム 担当教員 教務ユーザ Syllabus2011 権力の構造

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科目名 権力の構造 
担当教員 池尾 靖志
授業の目的、または到達目標 日本を取り巻く安全保障環境を考えるとともに、日本の安全保障政策を見直し、脱軍事化への道程を探る。
授業の概要 日本を取り巻く国際関係を考えるためには、過去にさかのぼって、周辺諸国との関係をみなくてはいけない。特に、権力のうずまく北東アジアに位置する日本では、このことは重要な課題である。
 そこで、この講義では、第2次世界大戦から第2次世界大戦後、そして、21世紀の日本を取り巻く国際環境を垣間見ることで、もっとも象徴的な権力である軍事力を中心とした国際関係から脱軍事化への方向性をさぐることを目標にする。

授業の形態 講義中、ビデオ視聴
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • 国際関係の基本構造
  • 授業の中で提示
2
  • 敗戦国家日本の主権回復
  • 授業の中で提示
3
  • 日本の安全保障政策
  • 授業の中で提示
4
  • 冷戦期における世界軍事秩序
  • 授業の中で提示
5
  • ポスト冷戦期における世界軍事秩序
  • 授業の中で提示
6
  • 「正しい戦争」はあるのか(1):戦争の違法化へのプロセス
  • 授業の中で提示
7
  • 「正しい戦争」はあるのか(2):破綻国家の内戦と「正統性」
  • 授業の中で提示
8
  • 「正しい戦争」はあるのか(3):ブッシュ・ドクトリン
  • 授業の中で提示
9
  • 「正しい戦争」はあるのか(4):対テロ戦争
  • 授業の中で提示
10
  • 米軍再編とは何か
  • 授業の中で提示
11
  • 米軍再編に課せられた日本の役割(1):「上からの視線」
  • 授業の中で提示
12
  • 米軍再編に課せられた日本の役割(2):「下からの視線」
  • 授業の中で提示
13
  • 沖縄では何が起きているのか(1):普天間返還協議
  • 授業の中で提示
14
  • 沖縄では何が起きているのか(2):代替施設の建設と県民の反発
  • 授業の中で提示
15
  • 期末試験
準備学習 最新のニュースを常にフォローしておくこと。
教科書 教科書:池尾靖志編『平和学をつくる』晃洋書房、2009年
参考文献 講義中に適宜指示する。
成績評価方法・基準 期末試験80%(単に知識を問うのではなく、講義に触発されて、自分でどれだけのことを自発的に調べ、自分の頭で考えたのかを問う。そのため、電子機器(パソコン、携帯電話、電子辞書など)をのぞき、持ち込みは自由。論述2問。)
平常点20%(時折、DVDを視聴した後に、自分の意見や疑問点をコメントカードに書いてもらう。)
関連リンク 参照URL:http://www.yikeo.com /(担当者のホームページ)

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
池尾 靖志 秋学期 水曜日 1時限 2