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現在の場所: ホーム 担当教員 教務ユーザ Syllabus2011 自己の発見I

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科目名 自己の発見I  (教育学)
担当教員 加藤 正彦
授業の目的、または到達目標 現代の混沌とした世相と、テクノロジーの進化で、生活の速度が速くなり、情報が溢れ、価値観の多様化する中、個々の人間が主体的な生き方が出来にくくなり、人は人生の道筋で迷い、自分を見失いがちである。「自分探しの旅」という言葉もそれを端的に表している。精神的に熟成される前の年齢では、社会の多様化、複雑化の中でのストレスから若者は自己否定の方向に傾き、生きる希望や夢も持てない人が多い。いじめやひきこもりもその表れであろう。
この講座では、自分探しの旅が、自己発見、自己実現、自己肯定に至ることが出来るよう、多くの道標を示しつつ、最後には自力で自分の生き方を創り出すだけの力を養うことを目標とする.
What is life? を語ることにより、How to live? の答えを自分で見つけられるようにする。
授業の概要 ‘What is life?’の例として、多くの、主に女性の人物伝を通し、いろいろな生き方を示す。それらへの共感、あるいは否定、などを通じて、自分にはどういう志向があり、どういう生き方をしたいかを自然と考えるようにさせる。 
現代社会の世相を表す事例も取り上げ、共に語り合う形でお互いの意見交換などから自分の考え方を見つめ、他の人の意見に耳を傾けることから得られる人生の指針を見出し、How to live? へと展開させる。 

授業の形態 一般理論を与えながらも、出来るだけ学生自身に考えさせるため、話し合い、発表、またそれを文章化することによる自己洞察を図る。
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • ガイダンス、授業の目的、評価等についての説明。学生同士の自己紹介(単なる紹介だけでなく、自分の長所、短所も述べさせる) 講師も自己紹介する。
2
  • 歴史上の人物伝から、その生き方について考えさせ、話し合い、文章化して発表
3
  • 同上
4
  • 今活躍している人物、またはその時点でニュース等で話題になった事象について考えさせ話し合い、文章化して発表
5
  • 同上
6
  • 学生自身がこれまでの人生の中で特に印象に残ったり、心打たれた人や事象について発表させ、それに自分はどう影響を受けたかも考えさせる。
  • まとめとして、自分の今後の生き方、将来展望をし、文章化して発表
成績評価方法・基準 学期末レポート(60%)、授業参加度(出席、提出する小文等40%)とする。

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数