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現在の場所: ホーム 担当教員 教務ユーザ Syllabus2011 マスメディアと現代

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科目名 マスメディアと現代 
担当教員 佐々木 邦義
授業の目的、または到達目標 新聞・テレビが伝えるニュースの背景や底流、今後の展望などを読み解き、「様々な情報の向こうにある真実」を見抜く確かな眼力を養っていく。
授業の概要 視界のきかないこの激動期に、新聞・テレビ・雑誌などの各マスメディアはいかなる主義や主張のもとに、どんな視点から報道に携わっているのか。 世界各地で日々、生起する出来事や事象をどう捉え、どう解釈するかは、現代を生きる女性に欠かせぬ作業だ。 と同時に、健全なメディアを育てるのは、皆さんという読者であり視聴者である。 そういう視座から授業では、大手新聞社で記者・論説委員を37年間勤めた体験からのメディア論を展開したい。

授業の形態 VTRを随時使った講義を主とするが、双方向からのコミュニケーションがとれるよう工夫したい。活発な質疑を期待する。
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • マスコミ報道を疑え!
2
  • 新聞・テレビ・言論人の座標軸
3
  • 「中立報道」という幻想
4
  • マスメディアと政治の関係
5
  • 戦争報道の虚実と情報操作
6
  • 報道の自由と人権擁護
7
  • 「調査報道」と「提言報道」
8
  • 58年目のテレビ放送。 その功罪
9
  • 広告から時代や社会を読む
10
  • フォト・ジャーナリズムの役割
11
  • どこへ行く、出版界
12
  • マスメディアにタブーはあるか
13
  • 情報伝達の歴史とメディア革命
14
  • 文章の達人を目指して
15
  • メディア・リテラシーの確立へ
準備学習 日ごろから新聞・テレビのニュースや報道特集に目配りを。
教科書 特になし。 毎回、必要なプリントを配布する。
参考文献 「次に来るメディアは何か」(河内孝著、ちくま新書、2010年)
「ジャーナリズムの可能性」(原寿雄著、岩波新書、2009年)
「ジャーナリズム崩壊」(上杉隆著、幻冬舎新書、2008年)
「実践ジャーナリスト養成講座」(花田達郎ほか編者、平凡社、2004年)
「戦後世論のメディア社会学」(佐藤卓己編、柏書房、2003年)
成績評価方法・基準 定期試験はしない。 期末レポート(60%)、授業中の小テスト(20%)、宿題の結果(10%)や授業への参加度(10%)などから総合的に評価する。

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
佐々木 邦義 春学期 木曜日 5時限 2