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現在の場所: ホーム 担当教員 教務ユーザ Syllabus2010 日本の国際協力

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科目名 日本の国際協力 
担当教員 神田 浩史
授業の目的、または到達目標 ”途上国”と呼ばれる”南”の国々の貧困、飢餓、感染症などの問題に対して、私たちはどのように対処していけばよいのかについて、理解し、考え、行動に移せるようにしていくことを最大の目的とします。そのために、日本の国際協力について、その利点、課題双方を詳しく学んでいきます。
授業の概要 授業の前半では、日本のODAについての事例や歴史を学ぶことで、国際協力に関する基礎知識を習得していきます。後半には、多様な国際協力の主体のうち、市民主体の国際協力・NGOについて、事例や歴史、ODAとの関係を理解していきます。それらをもとに、最終的にはどのような国際協力が望ましいのか、そのためには自分自身は何をすれば良いのか、について、考え、行動に移していけるようにしていきます。

授業の形態 講義形式に加え、ワークショップ、グループ・ワーク
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  •  キリマンジャロのふもとで -ODAの現場で感じたこと、考えたこと-
  •  課題①”ODAに対するメディア報道の分析”開始
2
  •  なぜ、国際協力が必要とされるのか?-世界の貧困、飢餓などの現状を知る-
  •  課題①”ODAに対するメディア報道の分析”調査
3
  •  日本のODAの歴史① -戦時賠償、戦後復興との関係-
  •  課題①”ODAに対するメディア報道の分析”調査
4
  •  日本のODAの歴史② -高度経済成長を支えた?国際協力-
  •  課題①”ODAに対するメディア報道の分析”調査
5
  •  日本のODAの歴史③ -経済最大規模のODA供与国の課題-
  •  課題①”ODAに対するメディア報道の分析”まとめ
6
  •  私たちの財布とつながるODA
  •  課題②”NGOについて調べてみる”開始
7
  •  民間企業やその他の日本の国際協力
  •  課題②”NGOについて調べてみる”調査
8
  •  日本のNGOによる国際協力の歴史
  •  課題②”NGOについて調べてみる”調査
9
  •  NGOとODA① -補完?競合?対立?-
  •  課題②”NGOについて調べてみる”調査
10
  •  NGOとODA② -協働のあり方-
  •  課題②”NGOについて調べてみる”調査
11
  •  グループ・ワーク発表①”NGOについて調べてみる”
  •  課題②”NGOについて調べてみる”調査
12
  •  グループ・ワーク発表②”NGOについて調べてみる”
  •  課題②”NGOについて調べてみる”まとめ
13
  •  グループ・ワーク発表③”NGOについて調べてみる”
  •  課題②”NGOについて調べてみる”まとめ
14
  •  徹底討論・こうあるべし!日本の国際協力
  •  授業のふり返り
15
  •  ともに生きる未来に向けて私(たち)にできること
準備学習 日本の国際協力について、参考文献を1冊は読破することと、日常的に新聞やテレビ、ラジオ、ネット情報などにアンテナを張り巡らせて、情報収集することを求めます。
教科書 授業時にレジュメを配布します。
参考文献 鷲見一夫「ODA援助の現実」(岩波新書)
福家洋介・藤林泰「日本人の暮らしのためだったODA」(コモンズ)
松井やより「市民と援助:いま何ができるか」(岩波新書)
渡辺利夫・三浦有史「ODA(政府開発援助):日本に何ができるか」(中公新書)
草野厚「日本はなぜ地球の裏側まで援助するのか」(朝日新書)
下澤嶽「開発NGOとパートナーシップ 南の自立と北の役割」(コモンズ)
村井吉敬「徹底検証ニッポンのODA」(コモンズ)

成績評価方法・基準 毎授業時終了時に出す課題へのコメントと、レポート(2本)を、それぞれ評価し、合算して成績評価とします。基準は、毎授業時終了時のコメントが全授業合計で67%、レポート(2本)で33%とします。
関連リンク ODA改革ネットワーク http://odanet.npgo.jp/

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
神田 浩史 春学期 金曜日 7時限 2