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科目名 Marketing基礎 
担当教員 寺岡 国一
授業の目的、または到達目標 マーケティングの知識は営業・企画職に就く場合には必須だが、営業・企画職以外の企業のどのような部門でも必要とされる。また、企業だけでなく、行政、非営利組織の活動においても必要とされる知識である。さらに、マーケティングの基本的な知識を持っていることにより我々の日々の生活にも大いに役立つ知識である。我々がよく知っている会社、身近にある製品、映像資料、企業の販促資料等を取り上げながらマーケティングの歴史、マーケティングの基本概念、マーケティング活動のフレームワークを判りやすく理解する。
授業の概要 マーケティング活動の中心は消費者が必要としているモノを創り、売れる環境をいかに創り出していくかである。さらに、消費者自身も気づいていない潜在的消費者ニーズを創出することも最近のマーケティング活動の特徴である。従来、マーケティングは営利を目的とする企業活動に絞って研究されてきたが、マーケティング活動の基本概念は顧客ニーズの的確な把握と顧客満足であるという視点からコトラーらは非営利組織(学校、ボランティア団体、教会、行政組織、等々)や企業の社会貢献活動へとマーケティング(Societal Marketing, Social Marketing)概念の適応を拡大している。

授業の形態 日本語教科書によるマーケティングの基本概念を理解するとともに、コトラーの“Principles of Marketing”,“Social Marketing”の資料を使って英語によるマーケティング概念も同時に理解する。
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  •  学習の全体像の把握とマーケティングの歴史
  •  
2
  •  マーケティングの本質の理解(教科書:11-61)
  •  
3
  •  マーケティングの本質の理解(教科書:11-61)
  •  
4
  •  マーケティングの本質の理解(教科書:11-61)
  •  コトラー資料要約
5
  •  市場における競争とマーケティング(63-93)
6
  •  市場における競争とマーケティング(63-93)
  •  
7
  •  顧客価値の創造(教科書: 93-140)
  •  
8
  •  顧客価値の創造(教科書: 93-140)
  • 中間テスト
9
  •  顧客価値の伝達(教科書:141-172)
  •  
10
  •  顧客価値の伝達(教科書:141-172)
  •  
11
  •  顧客価値の説得(教科書:173-208)
  •  コトラー資料要約
12
  •  顧客価値の説得(教科書:173-208)
  •  
13
  •  社会的貢献のマーケティング
  •  
14
  •  最終テスト実施、テストの解説
  •  最終テスト
15
  •  テストレビュー
  •  
準備学習 授業の理解を深めるためにあらかじめ教科書の指定した範囲を読んでおくこと。
教科書 「マーケティング」恩蔵直人著、日本経済新聞社出版
参考文献 “Principles of Marketing” Version 2.0, Philip Kotler and Gary Armstrong, Prentice Hall
“Social Marketing” Philip Kotler and all, SAGE Publications, 2002
「マーケティングを学ぶ」石井淳蔵著、ちくま新書、2010
成績評価方法・基準 中間テスト20%、最終テスト40%、コトラー資料Homework2回40%、

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
寺岡 国一 春学期 水曜日 5時限 A 2
寺岡 国一 秋学期 水曜日 5時限 B 2