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科目名 | 世界の人権問題(人権の理解) |
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担当教員 | 元 百合子 |
授業の目的、または到達目標 |
「人権」って、なんとなく分っているがしませんか? 「誰もが、生まれながらに持っている権利?」でも、具体的に、どんな権利が「人権」でしょうか? 何が人権なのかを知らなければ、ほかの人の人権を尊重することもできませんよね。それに、個人的な人間関係だけではなく、国際社会での国家間関係や企業活動、国連などの国際機関の活動などでも、かならず守られなければならない大切なルールでもあるのです。ところが、世界にはいろいろな人権問題がたくさんあり、何億という人々がいつも苦しんでいることも事実です。 この授業では、地球規模で起きている構造的な人権問題を中心に、世界の人権問題の現状を知り、私たち一人ひとりにとって、それがどういう意味を持つのか、できることがあるとすればどんなことか、といったことを一緒に考えます。 |
授業の概要 |
国際人権法が形成される基盤となった人権の思想、その発生と展開の歴史的・社会的背景などを分かりやすく説明し、その上で、世界の人権状況を具体的に見ながら、現行の国際人権基準に照らして検討し、世界のあるべき姿、平和や民主主義との関連性、21世紀の人類が取り組むべき課題などを考察する。 |
授業の形態 |
基本的に講義形式。ただし、双方向・参加型の授業を心がける。 随時、ビデオ等の視聴覚教材を利用する。 |
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時間割 | 概要 | 宿題(予習・復習等) | |
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準備学習 |
指定または配布された文献・資料を読む。興味のあるテーマに関するリサーチをする。 |
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教科書 |
なし。適宜レジュメや資料を配布する。 |
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参考文献 |
阿久澤麻理子・金子匡良『人権ってなに?Q&A』(解放出版社、2006年)、横田洋三(編)『国際人権入門』(法律文化社、2008年)、反差別国際運動日本委員会(編)『マイノリティの権利とは』(解放出版社、2004年)、部落解放・人権研究所(編)『世界人権宣言の実現に向けて―日本の人権課題から』(解放出版社、2008年)、辻村みよ子『ジェンダーと人権』(日本評論社、2008年)、反差別国際運動日本委員会(編)『講座 人身売買―さまざまな実態と解決への道すじ』(解放出版社、2007年) |
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成績評価方法・基準 |
評価方法: 授業への参加・貢献度、小テストや課題に基づく平常点50%、期末レポート50%。 レポート評価基準: ①テーマについての理解度、②自分でどのくらい調べ、また考えたか、 ③レポートの構成、論理的に表現する力、④最低限の条件(字数、締め切り、参考文献の明記、引用・参照の仕方、資料の丸写しでないこと) |
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関連リンク |
多数(授業で適宜紹介する。) |
時間割
担当教員 | 開講学期 | 開講曜日 | 開講時限 | 履修クラス | 単位数 |
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元 百合子 | 春学期 | 木曜日 | 7時限 | A | 2 |
元 百合子 | 秋学期 | 木曜日 | 7時限 | B | 2 |