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現在の場所: ホーム 担当教員 教務ユーザ Syllabus2010 文学との出会い

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科目名 文学との出会い 
担当教員 槌賀 七代
授業の目的、または到達目標 人は何故、文学作品を「読む」のであろうか。作品の何を読んでいるのであろうか。「文学作品」との出会いとは、それをを考えることを抜きにしては考察することが出来ないだろう。ゆえにも、まず、先人の文学作品との出会いから、彼らが何に出会っているのかを考察し、次いで具体的に文学作品に触れ、自らの経験を先人のそれに重ねつつ、抽象論に陥らず、実感的に文学作品との「出会い」の意味を理解してもらいたい。
授業の概要 文学作品が読み継がれてきた原因を探り、例えば日本人が好む作品に共通する何かがあるとすれば、それはどのようなものかを考えていく。その意味では「日本人論」「日本文化論」に通じ、さらにそれが、日本人に留まり得るものなのか、「人間」として民族を超えるものなのかどうかを考えていくことにより、文学作品を「読む」ということの意味を実感的に解明していく。

授業の形態 講義形式。コメントを求めることがある。
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • 授業の進め方、評価の出し方の説明。文学作品と文化の関係についての説明。
2
  • 先人たちが文学作品と、どのように出会い、何を得たかを考察していく。
3
  • 宮本輝・小林秀雄・遠藤周作の場合①
4
  • 宮本輝・小林秀雄・遠藤周作の場合②
5
  • 私たち「人間」にとっての「文学作品」-その効用ー
6
  • 森鴎外『舞姫』の場合
7
  • 「趣味」としての「読書」の意味
8
  • 風土と文化の関係-西洋と日本との比較ー
9
  • 深沢七郎『楢山節考』のから読み取れるものー映像からー
10
  • 『舞姫』の場合
11
  • 漱石の提出した問題ー何故漱石の作品が読まれつづれるのかー①
12
  • 漱石の提出した問題ー何故漱石の作品が読まれつづれるのかー②
13
  • 村上春樹の作品の魅力-春樹との出会いー
14
  • 文学作品との出会いとは
15
  • 全体のまとめ
準備学習 考える姿勢を必要とします。
教科書 プリントを配布します。
参考文献 適宜、必要に応じて指示する。

成績評価方法・基準 レポート評価。授業内容の理解を評価基準とする。

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
槌賀 七代 春学期 木曜日 3時限 A 2
槌賀 七代 秋学期 木曜日 3時限 B 2