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現在の場所: ホーム 担当教員 教務ユーザ Syllabus2010 国際社会と新しい価値観

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科目名 国際社会と新しい価値観 
担当教員 小柳 伸顕
授業の目的、または到達目標 「温故知新」とは、昔の事を尋ね求め、そこから新しい知識・見解を導くことを意味する。アジア・太平洋戦争(以下「戦争」)が終わって今年で65年になる。日本はあの「戦争」から何を学んだのか。「戦争」を学ぶ中で「国際社会と新しい価値観」を見出す手掛かりとしたい。
授業の概要 日本国憲法前文は「日本国民は、恒久平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われわれの安全と生存を保持しようと決意した」と言う。この決意(価値観)は、アジア・太平洋戦争の反省の中から出てきたものである。アジア・太平洋戦争の分析を通し、再度過ちを起こさないためにはどうすべきかを学ぶ。従って「日本と戦争」が中心テーマになる。

授業の形態 講義・発表・討論
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • 戦争を学ぶ意味
2
  • どうして戦争を止められなかったか-日清戦争
3
  • 日本と植民地(日露戦争)
4
  • 30年戦争のはじまり
5
  • 戦争と民主主義
6
  • 戦争と国民生活
7
  • 戦争と教育
8
  • 国民の戦争協力
9
  • 戦争は人間性を奪う
10
  • 大東亜共栄圏建設とは
11
  • 欧米を相手に戦う-1941年12月8日
12
  • 敗戦-沖縄・原爆(広島・長崎)
13
  • 日本国憲法の誕生
14
  • 日本国憲法と戦争(朝鮮戦争・ベトナム戦争)
15
  • まとめ-戦争のない世界を求めて
準備学習 あらかじめ出されたテーマについて調べてくる(小レポート)。
教科書 吉田 裕 「アジア・太平洋戦争」(岩波新書) 2007年岩波書店
成績評価方法・基準 授業参加(出席・発表) 30%、 小レポート(5~6回) 30%、 期末レポート 40%

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
小柳 伸顕 春学期 金曜日 7時限 2