文書操作
科目名 | 人権の歴史 |
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担当教員 | 小柳 伸顕 |
授業の目的、または到達目標 |
15世紀~16世紀のスペインのキリスト教(カトリック教会)の動きの中から、人権とは何かを学ぶ |
授業の概要 |
スペイン人司祭バルトロメー・デ・ラス・カサス(1484~1566)は、1514年のペンテコステのミサを準備していたときに「回心」を経験します。旧約外典(旧約聖書続編)シラ書(34:21~27)を読んでいました。「不正に得たものを、いけにえとして献げるなら、その献げ物は汚れたものである(21)。隣人の生活の道を奪う者は、彼を殺すようなもの(26)。」これらの言葉と出会い、ラス・カサスは、植民者としての道をすてました。ラス・カサスは、それまでは週日は、植民者として奴隷(インディオ)を使い、日曜日には司祭としてミサを執行していました。 ラス・カサスのこの回心は、人権を考えていくときの大きな手がかりになります。ラス・カサスは、「インディオはどこまで人間か」と自分に問うたのです。この問は、16世紀のカトリック教会にとって大きな問題提起でした。バリャドリード論争(1550~1551)は、人権にとって見過ごせない論争です。一人の司祭を手がかりに「人権」について考えてみたいと思います。 |
授業の形態 |
講義・発表を組み合わせる |
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時間割 | 概要 | 宿題(予習・復習等) | |
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準備学習 |
事前に出されたテーマについて調べてくる。例 国際人権規約 |
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参考文献 |
授業中に紹介する |
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成績評価方法・基準 |
授業参加(出席等)20%、小レポート40%、テスト40% |
時間割
担当教員 | 開講学期 | 開講曜日 | 開講時限 | 履修クラス | 単位数 |
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小柳 伸顕 | 秋学期 | 金曜日 | 5時限 | 2 |