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科目名 | 人権の教育 人権としての教育(子どもの学習権)と人権教育(人権を実現するための教育) |
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担当教員 | 元 百合子 |
授業の目的、または到達目標 |
人権と教育および両者の関係について関連する国際的基準(とくに「子どもの権利条約」)を知り、そこに内包される概念や理論を理解し、それに照らして日本と世界の現実状況、いくつかの国の教育政策、国際社会の対応などを検討し、自分自身の生き方に引き付けて、個人と社会の責任と課題を考える。 |
授業の概要 |
人権と教育の関係には、大きく分けて二つの側面がある。一つは「人権としての教育」、すなわち教育を受ける権利をすべての人に等しく保障することであり、もう一つは「人権教育」、すなわち人権や人格が尊重される、平和で自由な社会を構築するための教育である。この授業では、なぜ教育が重要な人権なのか、人権としての教育の具体的な中身はどのようなものか、それに関して国際社会はどのようなルール(国際人権基準)をつくってきたか、日本と世界の子どもたちの現状はどうか、どのような問題が含まれているか、各国の教育政策にはどういった特徴があるか、国連はどのような取り組みをしてきたか、「人権教育」とはどのような内容の教育で、誰を対象に、なにを目的にするものか、どのようなやり方が有効か、などの問題を理論と実践の両面から考える。 |
授業の形態 |
基本的に講義形式。ただし、双方向・参加型の授業を心がける。 随時、ビデオ等の視聴覚教材を利用する。 |
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時間割 | 概要 | 宿題(予習・復習等) | |
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準備学習 |
指定または配布された文献・資料を読む。興味のあるテーマに関するリサーチをする。 |
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教科書 |
なし。適宜レジュメや資料を配布する。 |
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参考文献 |
アジア・太平洋人権情報センター編集・発行『多文化共生の教育とまちづくり』(解放出版社、2005年)、ヒューライツ大阪編『アジア・太平洋人権レビュー2007:人権をどう教えるのか』(現代人文社、2007年)、佐野通夫『子どもの危機、教育のいま』(社会評論社、2007年)、月刊『イオ』編集部(編)『日本の中の外国人学校』(明石書店、2007年) |
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成績評価方法・基準 |
評価方法: 授業への参加・貢献度、小テストなどに基づく平常点50%、期末レポート50% 評価基準(期末レポート): ①テーマについての理解度、②自分でどのくらい調べ、また考えたか、③レポートの構成、論理的に表現する力、④最低限の条件(字数、締め切り、参考文献の明記、引用・参照の仕方、資料の丸写しでないこと) |
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関連リンク |
日本ユニセフ協会・ユニセフについて > 子どもの権利条約 ARC 平野裕二の子どもの権利・国際情報サイト 子どもの権利条約ネットワーク(NCRC) |
時間割
担当教員 | 開講学期 | 開講曜日 | 開講時限 | 履修クラス | 単位数 |
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元 百合子 | 秋学期 | 木曜日 | 3時限 | 2 |