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現在の場所: ホーム 担当教員 教務ユーザ Syllabus2009 企業と社会的責任(Corporate Social Responsibility:CSR)

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科目名 企業と社会的責任(Corporate Social Responsibility:CSR) 
担当教員 寺岡 国一
授業の目的、または到達目標 企業の社会的責任は企業の不祥事がメディアで報道されるたびに話題になり私たちも大いに関心あるテーマである。しかしながら、このテーマに対する私たちの知識は断片的であると言わざるを得ない。
企業の社会的責任は地域や国によりその概念の形成過程も異なり、また時代とともにその概念や範囲も
変化してきている。本授業では企業の社会的責任の概念が形成されてきた歴史的過程と地域的特徴を学び、現在における企業の社会的責任の考え方について学ぶ。
授業の概要 ヨーロッパ、アメリカ、日本において企業の社会的責任の概念が形成されてきた歴史的過程とその地域的特徴を知った上で、現在における企業の社会的責任の概要と範囲について企業活動に密接に関連する環境、経済、社会という3つの視点から現在における企業の社会的責任の全体像を把握する。

授業の形態 レクチャー主体ですが、学生が考え、ディスカッションも行う授業にしたい。
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  •  CSRの核となる概念と範囲の整理
  •  
2
  •  ヨーロッパ、アメリカ、日本におけるCSR概念の形成過程
  •  
3
  •  企業価値と企業のReputation価値
  •  
4
  •  企業の経済活動の視点から見たCSRの取り組み
  •  
5
  •  企業統治とリスクマネジメント
  •  小テスト
6
  •  非財務情報の重要性とCSRの多様な見方
  •  
7
  •  社会の視点から見たCSRの取り組み
  •  
8
  •  環境の視点から見たCSRの取り組み
  •  
9
  •  CSR国内の動向、世界の動向
  •  小テスト
10
  •  CSRランキングとCSR報告書
  •  レポート課題
11
  •  CSRと広報活動
  •  
12
  •  CSRと社会貢献投資(SRI)
  •  
13
  •  社会的貢献のマーケティング
  •  
14
  •  民主主義とCSR
  •  小テスト
準備学習 授業を受けるにあたって準備は必要ないが授業は集中して受けること。3回実施するクイズにはしっかり準備して臨むこと。課題レポートには努力すること。
教科書 特に使用しません。その都度資料を渡します。
参考文献 「CSR入門」岡本享二、日本経済新聞社
「ヨーロッパのCSRと日本のCSR」藤井敏彦、日科技連出版
「わかるCSR」三菱UFJリサーチ&コンサルティング、同文館出版
「暴走する資本主義」ロバート・B・ライシュ、東洋経済新報社
成績評価方法・基準 小テスト3回 70%。レポート30%

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
寺岡 国一 秋学期 火曜日 5時限 2