アジア諸国の政治と社会 — Osaka Jogakuin Web Syllabus

科目名	アジア諸国の政治と社会
担当教員	田中悟
授業の目的、または到達目標	もっとも身近でかかわりの深いアジアの隣国としての韓国を糸口として、アジア諸国の政治と社会についてともに考えていく。
授業の概要	アジア諸国の多くは、第二次世界大戦後になって独立を獲得した。そうした国々の政治と社会を、私たちは日本からどのように考えることができるのだろうか。本講義では、アジア諸国理解への糸口として韓国の事例を主に取り上げる。単なる知識として「知る」だけでなく、韓国の政治と社会について様々な角度から「考える」ことを手がかりに、アジア諸国という「身近な外国」とどう接するか、という問題について検討していきたい。


授業の形態	講義形式を基本とする。
時間割		概要	宿題(予習・復習等)
	1	オリエンテーション、授業の目標について
	2	他者を見る目、自分を見る目	ミニレポート（１）
	3	政治とは何か、社会とは何か
	4	アジアとは何か：日本と韓国の位置
	5	韓国の歴史：何が重要とされているか	ミニレポート（２）
	6	韓国の政治（１）：民主化をキーワードに
	7	韓国の政治（２）：死者をキーワードに
	8	韓国の政治（３）：対立をキーワードに
	9	韓国の社会（１）：文化をキーワードに
	10	韓国の社会（２）：家族をキーワードに
	11	韓国の社会（３）：地方をキーワードに
	12	日本と韓国との関係
	13	日韓とアジアとの関係
	14	授業のまとめおよび最終レポートについて
教科書	特に指定しない。
参考文献	授業中に適宜指示する。
成績評価方法・基準	期間中に数回課すレポートをもとに成績評価を行なう。（提出点60％、内容評価40％）

時間割

担当教員	開講学期	開講曜日	開講時限	履修クラス	単位数
田中　悟	春学期	月曜日	５時限		2