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科目名 | グローバリゼーションと水 |
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担当教員 | 神田 浩史 |
授業の目的、または到達目標 |
水は生命の源ですが、世界中では5人に一人が安全な水にアクセスできないなど、劣悪な水環境の下、暮らさざるを得ません。また、トイレなどの衛生設備がない中で生活せざるを得ない人が2人に一人など、水問題の解決は今世紀の最大の課題と言えます。水の豊かな日本社会ですが、こういった世界の水問題と私たちの日常生活は、食料や林産物を通じて、密接につながっています。こういったつながりについて理解すること。そして、水問題を引き起こしている原因について分析し、私たち一人一人に何ができるのかについて考え、実行に移していけるようにします。 |
授業の概要 |
授業の前半では、ワークショップを取り入れながら、私たちの日常生活がどのように世界の水問題とつながっているかの理解を深めていきます。同時に、私たちが日常使用している水の“来し方 行く末”についてレポート課題で自ら調査を進めていきます。後半は、そういった日常的な理解を深めた上で、経済のグローバリゼーションが進展していく中での水問題の変遷と、私たちの足下の水環境とのつながりについて、現象面だけでなく、構造的にとらえていきます。さらに、グループ・ワークを授業外で並行し、授業の終盤にその成果をグループ毎に発表する機会を設けます。 |
授業の形態 |
講義形式に加え、ワークショップ、グループ・ワーク |
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時間割 | 概要 | 宿題(予習・復習等) | |
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準備学習 |
世界の水問題の現状についての基礎的な指標(水不足、温暖化と水、衛生環境など)について調べ、関連する文献を読んでおくことを求めます。 |
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教科書 |
神田浩史他編著「どうなっているの?世界と日本の水事情」(アットワークス) |
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参考文献 |
トランスナショナル研究所他編著「世界の<水道民営化>の実態」(作品社) 沖大幹監訳「水の世界地図」(丸善) |
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成績評価方法・基準 |
毎授業時終了時に出す課題へのコメントと、グループ・ワークのプレゼンテーション、レポートを、それぞれ評価し、合算して成績評価とします。基準は、毎授業時終了時のコメントが全授業合計で67%、グループ・ワークのプレゼンテーションとレポートの合計で33%とします。グループ・ワークは、さらに、内容の良し悪しとプレゼンテーションの巧拙を判定基準とし、加えて、他の授業者から出されるコメント評価も加味します。 |
時間割
担当教員 | 開講学期 | 開講曜日 | 開講時限 | 履修クラス | 単位数 |
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神田 浩史 | 秋学期 | 金曜日 | 7時限 | 2 | |
神田 浩史 | 秋学期 | 金曜日 | 8時限 | 2 |