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現在の場所: ホーム 担当教員 教務ユーザ Syllabus2008 サラワクの先住民族

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科目名 サラワクの先住民族 
担当教員 荒川 共生
授業の目的、または到達目標 国際社会がグローバル化する中で、サラワクの先住民族を切り口に、先住民族を取り巻く事象について知識と問題意識を深める。また先住民族の抱える課題と自分たちとの関係性を考え、どのように向き合っていくのか、自分なりの考え方、視点を持つ。


授業の概要 赤道直下のボルネオ島東北部に位置するマレーシア・サラワク州には、多くの先住民族が独自の文化を保ちつつ、熱帯林に依存して暮らしている。しかしその豊かな熱帯林で大規模なアブラヤシ・プランテーション開発や森林伐採が行われ、環境破壊とともに、森に生きる先住民族の人権が侵害されている。この授業では国家の開発政策のみならず、国際社会のグローバル化や私たち日本での経済活動が、先住民族の基本的人権や生活基盤にどのような影響を与えているのか、サラワクの先住民族を切り口に考える。同時に、先住民族が抱える課題の解決に向けてどのような取り組みがなされているのかを学び、私たち自身がこの問題にどう向き合っていくのかを考える。



授業の形態 講義とワークショップを交える参加型の学習方法ですすめる


時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • イントロダクション ~サラワクについて、先住民族について~  
  •   
2
  • BHNについて、先住民族の定義  
  •   
3
  • マレーシアおよびサラワクについて  
  •   
4
  • サラワクの先住民族の暮らし~熱帯林に暮らす知恵~  
  •   
5
  • 受け継がれる先住民族の知恵とその存続  
  •   
6
  • 熱帯林と私たちの暮らし  
  •   
7
  • サラワクの先住民族が抱える課題①~熱帯林伐採~  
  •   
8
  • サラワクの先住民族が抱える課題②~アブラヤシ・プランテーション開発・その1~  
  •   
9
  • サラワクの先住民族が抱える課題③~アブラヤシ・プランテーション開発・その2~  
  •   
10
  • サラワクの先住民族が抱える課題④~アブラヤシ・プランテーション開発・その3~  
  •   
11
  • サラワクの先住民族が抱える課題⑤~ダム開発~  
  •   
12
  • グローバリゼーションとサラワク先住民族~私たちの暮らしと世界のつながり~  
  •   
13
  • 課題解決に向けてのアクション~NGOの活躍~  
  •   
準備学習 必要に応じて行う


教科書 未定


参考文献 授業の中で紹介する


成績評価方法・基準 期末に提出するレポートおよび授業への参加度で評価する合格の基準(60%)は
①テーマについての理解  ②授業での発言やワークショップへの参加度 ③学んだことを自分の形にしてアウトプットすること
評価の比率は、レポート65%、授業への参加度30%



時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
荒川 共生 秋学期 木曜日 5時限 2
荒川 共生 秋学期 木曜日 6時限 2