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現在の場所: ホーム 担当教員 教務ユーザ Syllabus2008 生の理解と死の理解

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科目名 生の理解と死の理解 
担当教員 梶原 直美
授業の目的、または到達目標 広い視野のなかで各自の死生観を形成するとともに、「生」と「死」を現実のものとして受け止め、考え、それを尊ぶ姿勢を身につける。

授業の概要 わたしたちの誰もが、間違いなく生と死の両方を経験する。絶対に無関係ではあり得ないにも拘らず、生とは何か、死とは何か、という問いに答えることは非常に難しい。社会に目を向けると、最近、生き物の存在を軽んじ、簡単にその命を奪ってしまう傾向が目立って増えてきているように思われる。もはや生と死について考えることを避けては通れない。神からひとつだけ与えられたこの「生」と「死」を、わたしたちはどのように迎えるのか。この授業では、講義によって「生」と「死」に関する様々な理解を示す。それをもとに、各自には積極的に考察し、議論によって提示することがある。


授業の形態 各テーマを中心に、講義とディスカッション、またケースワークを取り入れながら進行する。毎回の授業には、予備知識の整理と問題意識の形成のために、印刷物を配布する。以後の授業においては必ずそれらを持参すること。最終的には自己の定めたテーマについて論文を完成させるが、授業の最後にはその中間発表を予定している。

時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • ガイダンス、「いのち」に関する意識調査、および具体的事柄と問題点について  
  •   
2
  • 生について:基本事項の整理~細胞、遺伝子、および人間のからだに関する理解  
  •   
3
  • 生について:いのちとは何か1 ~ 人間のいのちの誕生、「いのちの始まり」考  
  •   
4
  • 生について:いのちとは何か2 ~ 生体の自然とクローニングについて  
  •   
5
  • 生について:いのちとは何か3 ~ 出生前診断と代理母出産をめぐって  
  •   
6
  • 生について:いのちとは何か4 ~ 多様な生のあり方と問題点、「いのちの質」考  
  •   
7
  • 生について:いのちとは何か5 ~ ケーススタディ  
  •   
8
  • 生について:いのちとは何か6 ~ ケーススタディ  
  •   
9
  • 死について:いのちとは何か7 ~ 脳死と臓器移植をめぐって  
  •   
10
  • 死について:いのちとは何か8 ~ 安楽死と尊厳死について  
  •   
11
  • 死について:いのちとは何か9 ~ 虐げられるいのち  
  •   
12
  • 論文中間発表  
  •   
13
  • 論文中間発表、および、総括:いのちとは何か  
  •   
準備学習 毎回の授業の前後には、基本的な知識を整理しておくこと。

教科書 特に定めない。

参考文献 とくに定めない。授業内で資料を配布する。

成績評価方法・基準 授業参加態度(出席・発言)30%、中間発表(30%)、論文(40%)による。


時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
梶原 直美 秋学期 水曜日 5時限 2
梶原 直美 秋学期 水曜日 6時限 2