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| 科目名 | 道徳教育の意義と方法 |
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| 担当教員 | 川端 隆寛 |
| 授業の目的、または到達目標 |
実存思想を手がかりにとくにキリスト教精神をふまえながら、教員を志すものにとって何が最も大切かという観点から、教育現場における諸問題に解決の糸口を見出すことがねらい。 |
| 授業の概要 |
テーマ:道徳の実践 人間には道徳の歴史がある。すべての各人が生きてきた足跡があり、そして、いま現在わたしたちひとりひとりは生きている。過去の遺産をひきずりつつ、懐疑的とはいえ何らかの生き方なるものを暗中模索している。道があるにせよ(ないにせよ)、先に向けての道を探し求めているのが個々人の現況ではあるまいか。しかしながら、それらのことを後世に伝えなければ人間としての意味をなさず、他の不幸な生きものと同じ経路を辿ることになろう。人類の不幸とされる出来事を含めて。そこに道徳教育の始源がある。その意義が享受するに、かかる方法が画一的統制的であるのか、それとも個(人)的陶冶的であるのかは直ちに解答できるものではない。教壇に足を踏み入れ、実践的に現実を目の当たりにしたものでなければ、ともいわれるが、経験のみで道徳教育は成立しない。また、思弁的な頭上演習やヴァーチャル・リアリティーの活用のみによってもそれが成立しないことは言うまでもない。かりにそれが理性に基づくものであったとしても。では、何をなすべきか。何を学び教えるべきか。それに答えようとするのが道徳教育の意義であり方法である。「多くの人は恋の話を聞かなかったら決して恋をしなかったであろう」(ラ・ロシュフウコー)。ここにその秘が隠されているかもしれない。 |
| 授業の形態 |
講義とプレセンテイション(道徳の授業) |
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| 時間割 | 概要 | 宿題(予習・復習等) | |
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| 準備学習 |
授業開始早々にテキスト『道ありき』についてレポート課題を求めるので早いうちに読み始めておくことが望ましい。 |
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| 教科書 |
『道ありき(青春編)』 三浦綾子 新潮文庫 |
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| 参考文献 |
授業中にそのつど紹介する。 |
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| 成績評価方法・基準 |
授業中課題(10%)、プレゼンテイション(30%)、定期試験あるいはレポート(60%)。60点以上を合格とする。 |
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時間割
| 担当教員 | 開講学期 | 開講曜日 | 開講時限 | 履修クラス | 単位数 |
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| 川端 隆寛 | 秋学期 | 木曜日 | 6時限 | 1 |
