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現在の場所: ホーム 担当教員 教務ユーザ Syllabus2008 言語と文化

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科目名 言語と文化 
担当教員 大原 始子
授業の目的、または到達目標 コミュニケーションには、言語運用能力と言語理解能力が必要だとされる。前者
が、文法、音の習得に関するもので、後者は、話し相手の文化的背景や会話の仕
組みの違いに関する知識の習得ということになる。この授業では、後者の能力を
養うために、多くの例を見ながら言語と文化の深い関係を学んでいく。


授業の概要 言語と文化は、一見、取り組みやすそうであるが、かなり抽象的な概念である。
授業では、語用論(人は特定の状況下でどのような言語形式を選択するか)の観
点から、具体的に日本語と英語などを例に、発話の構成、敬意表現、含意などが
どのように違うのかサンプルを通して概観していく。



授業の形態 テーマに沿って講義を進め、ビデオ視聴、レポート発表などを行う。テーマに関わる言語現象について、内省(自分がどのように使っているか)をしてもらう。


時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • 言語と文化に関わる研究とは  
  •   
2
  • 語彙に見る文化  
  •   
3
  • 若者ことばと文化  
  •   
4
  • 「アクセントの平板化」ビデオ視聴  
  • レポート作成  
5
  • レポート発表とディスカッション  
  •   
6
  • 言語コミュニケーションと非言語コミュニケーション  
  •   
7
  • 高コンテキスト文化(言語)と低コンテキスト文化(言語)  
  •   
8
  • 日本人の対話構造  
  •   
9
  • 言語と含意  
  •   
10
  • ポライトネス(丁寧表現)とは何か  
  •   
11
  • 日本語と英語のポライトネスの違い  
  •   
12
  • スピーチ・物を進める・ほめる~日本とアメリカの違い  
  •   
13
  • 外国語教育とは  
  •   
準備学習 講義で扱ったテキストや参考資料の内容をよく読み、疑問点を解決できるようにしておくこと。


教科書 『社会言語学への招待』ミネルヴァ書房 田中春美等編


参考文献 『ことばとアイデンティティ』三元社 小野原信義・大原始子編


成績評価方法・基準 学期末試験(90%)レポート(10%)によって評価するが、授業中の質問への回答内容も加味する。
レポートの提出は、試験を受けるための条件となる。



時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
大原 始子 秋学期 木曜日 5時限 2
大原 始子 秋学期 木曜日 6時限 2