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科目名 | 食糧問題の構造 |
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担当教員 | 神田 浩史 |
授業の目的、または到達目標 |
世界の飢餓人口は約8億4千万人と、8人に一人が食糧不足で生命の維持が困難な状況となっています。一方、日本社会は食料自給率が40%を切るという世界有数の低率でありながら、残飯率は3割近くなっています。飢餓と飽食といった状況が、なぜ、同時に地球上で存在するのか?その構造的な意味を理解し、その解決に向けて私たちにできることを具体的に構想、実行できるようになることを、本授業の最大の目的とします。そのために、私たちの日常の食生活を見つめることによって、地球大の課題が私たちの日常生活と密接に繋がっていることを認識できるようにしていきます。 |
授業の概要 |
授業の前半では、ワークショップを取り入れながら、私たちの日常の食生活がどのように世界の食糧問題とつながっているかの理解を深めていきます。同時に、グループ・ワークを授業外で並行し、授業の中盤にその成果をグループ毎に発表する機会を設けます。そういった日常的な理解を深めた上で、後半は構造的な食糧問題について、歴史的経緯、現状、将来課題について、系統的に学んでいくようにします。また、世界の食糧問題の構造の中に組み込まれている日本の農業、食料生産事情について、レポートとして調べることを課していきます。 |
授業の形態 |
講義形式に加え、ワークショップ、グループ・ワーク |
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時間割 | 概要 | 宿題(予習・復習等) | |
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準備学習 |
世界の食料問題の現状についての基礎的な指標(飢餓人口、食料・穀物自給率など)について調べ、関連する文献を読んでおくことを求めます。 |
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教科書 |
授業時にレジュメを配布します。 |
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参考文献 |
DVD「私たちの暮らしと世界のつながり」(関西NGO協議会) 西日本新聞ブックレット「食卓の向こう側」 農林水産省「食料・農業・農村白書」 大賀圭治「食料と環境」(岩波書店) |
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成績評価方法・基準 |
毎授業時終了時に出す課題へのコメントと、グループ・ワークのプレゼンテーション、レポートを、それぞれ評価し、合算して成績評価とします。基準は、毎授業時終了時のコメントが全授業合計で67%、グループ・ワークのプレゼンテーションとレポートの合計で33%とします。グループ・ワークは、さらに、内容の良し悪しとプレゼンテーションの巧拙を判定基準とし、加えて、他の授業者から出されるコメント評価も加味します。 |
時間割
担当教員 | 開講学期 | 開講曜日 | 開講時限 | 履修クラス | 単位数 |
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神田 浩史 | 春学期 | 金曜日 | 7時限 | 2 | |
神田 浩史 | 春学期 | 金曜日 | 8時限 | 2 |