文書操作
科目名 | 自己形成スキル |
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担当教員 | 川崎千加、手嶋 英貴 |
授業の目的、または到達目標 |
この授業では、「自己」というものを多面から考え、自らの個性や欲求を明確に意識化することにより、主体性をもって学び、行動する姿勢を身につけます。そのための具体的ステップとして、まずエッセイから論説文まで、「自己理解・自己省察」に関わる様々なテキストを読解することを重視します。「深く読み、鋭敏に思考する」ということが、大学という場で自らを成長させていく最も大切なスキルだからです。本を読むことが好きな人も、やや苦手という人も、一学期の終わりには、自分とそれを取り巻く社会とを知的な眼で捉えなおすことにつながる論説テキストを読みこなせるよう導きます。さらには皆さん自身が、その読書経験を通じて、自分固有の視点・意見を確立させていくことがこの授業の最終目標です。 |
授業の概要 |
今まで自分はどのような「人」や「もの」に憧れを抱いてきたか? どんなことに落ち込んだり、励まされたりしてきたか? この授業ではまず、そうした個人の経験や価値観を述べる、多くの優れたエッセイを紹介していきます。またそれらのテキストを読みながら「自分の経験とどう繋がるか」、「自分の考えとどこが通じ合い、どこが異なるか」などを考え、言葉にしていきましょう。その後、授業が進むにつれ、エッセイから新聞・雑誌記事、そして論説文へと読解テキストが変わっていきますが、「自分の視点・意見を生み出すために読む」という姿勢を、一学期を通して重視します。また、そうした知的読書のためのリソースである図書館をフル活用するためのガイダンスを随所に盛り込む予定です。科目名となっている「自己形成スキル」とは、このように、多様な考えや世界の情報を主体的・能動的に受け取り、それを通じて自己を高めていく総合的な力のことだといえるでしょう。 |
授業の形態 |
隔週で授業を2時間おこないます(50分×2コマ) |
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時間割 | 概要 | 宿題(予習・復習等) | |
1 |
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準備学習 |
4週間に1つのペースで、課題テーマに沿った1,000~1,500字程度の小作文を完成させます(1学期全体で3本)。隔週授業ですが、授業のない週も作文課題サポートの時間を設けるので、積極的に活用してください(場所・時間帯は授業内で伝達します)。 |
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教科書 |
とくになし。 |
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参考文献 |
文藝春秋[編](2007).『日本の論点2008』東京:文藝春秋. |
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成績評価方法・基準 |
出席点35点満点(基本的に一回出席につき3点)、第1・第2ステップ課題点40点(20点満点×2)、第3ステップ課題25点満点。単位認定基準は、3種の課題全てが提出され、かつ学期総合成績が60点以上であること。 |
時間割
担当教員 | 開講学期 | 開講曜日 | 開講時限 | 履修クラス | 単位数 |
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川崎 千加 | 春学期 | B | 1 | ||
川崎 千加 | 春学期 | C | 1 | ||
川崎 千加 | 秋学期 | E | 1 | ||
川崎 千加 | 秋学期 | F | 1 | ||
手嶋 英貴 | 春学期 | A | 1 | ||
手嶋 英貴 | 春学期 | B | 1 | ||
手嶋 英貴 | 春学期 | C | 1 | ||
手嶋 英貴 | 春学期 | 土曜日 | G | 1 | |
手嶋 英貴 | 秋学期 | D | 1 | ||
手嶋 英貴 | 秋学期 | E | 1 | ||
手嶋 英貴 | 秋学期 | F | 1 |