文書操作
| 科目名 | 日本語実践演習 I-1 |
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| 担当教員 | 鈴木 秀和 |
| 授業の目的、または到達目標 |
外国人留学生の文章表現力を向上させ、日本語で学ぶ科目のレポートや論文を執筆するために必要な日本語表現能力を身に着ける。また将来日本企業で働く際のビジネス文書を日本人社員並みに書けるようになるための土台作りをする。 ・日本語文章の基本構成を理解し活用できるようになる ・外国人留学生が苦手としている日本語の助詞を正しく使用できるようになる ・外国人留学生が苦手としている日本語の接続詞を適切に使用できるようになる ・日本語で学ぶ科目のレポート・論文をある程度自力で執筆できるようになる |
| 授業の概要 |
日本語文章の基本構成は「起→承→転→結」と表現されるように、4つの部分から構成され、論文を執筆する際には「起」が序論となり、「承→転」が本論に、そして「結」が結論となっている。まずはこの基本構成を具体的な日本語文章例や論文例を熟読しながら理解する。次に外国人留学生が共通して苦手とする文法、特に助詞と接続詞を中心に語法や意味を復習し、適切に使用できるように演習を行う。そして最後に実際の論文執筆の手順を理解した上で、レポート・論文を執筆する。 |
| 科目群/ベンチマーク | 共通教育科目 | ||
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| 授業の形態 |
前半は日本語文章基本構成と文法(主に助詞、接続詞)を理解するために講義及び演習を中心に行い、後半は受講者が履修している各科目において課されるレポート・論文を題材として、実践的な日本語文章執筆を個別に指導してゆく。 |
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| 時間割 | 概要 | 宿題(予習・復習等) | |
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| 準備学習 |
事前学習を重視し、毎回の授業テーマについて予め自己学習によりターゲットを絞って授業に臨んでいただきたい。特に学期の後半は個別指導が中心になるので、事前に指定した範囲の作文を作成してこないと個別指導が受けられない。 |
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| 教科書 |
『留学生のためのここが大切文章表現のルール』石黒 圭・筒井千絵 著 スリーエーネットワーク |
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| 参考文献 |
『留学生のための論理的な文章の書き方』二通信子・佐藤不二子 著 スリーエーネットワーク 『レポート・論文を書くための日本語文法』小森万里・三井久美子 著 くろしお出版 『大学生と留学生のための論文ワークブック』浜田麻里・平尾得子・由井紀久子 著 くろしお出版 |
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| 成績評価方法・基準 |
認定(履)とする。学期の後半では個別指導により作成した論文への講評を毎回行う。 |
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