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現在の場所: ホーム 担当教員 朴 賢淑 Syllabus2019 自己の発見I (哲学)

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科目名 自己の発見I (哲学) 
担当教員 朴 賢淑
授業の目的、または到達目標  今後の私たちは、その人が持っている価値観(ポリシー・哲学)によって大きく変わって来る。哲学者のサルトルが「人生はBとDの間のCである」とまで言い切っているほど、「人それぞれの人生はBirthとDeathの間のChoiceによって変わって」いくと言える。

【到達目標】
①大学で哲学をする必要と理由を言える。
②自分の将来の夢を叶えていく上で、哲学はどのように役立つのかを言える。
③これまで人類がたどって来た「物事に対する考え方」のヨーロッパ思想の二つの流れ(ギリシア哲学と、ヘブライの信仰)について、言える。
④これまでの哲学の流れを受けて、現代に生きる私たちは「どのように生きるのか、またどのような社会を築いて行くのか」を考え、言い表わし、また行動できる事を目指す。 
授業の概要 ①まず「現代において哲学の意味を捉え、その必要性を理解する。
②西洋哲学の大きな二つの流れの一つである「ギリシア哲学」をソクラテス以前と以後に分け、その相違点とは何かについて触れる。
③一方の「ヘブライ思想」については、その土台となる旧・新約聖書に流れる考え方とは何かを知り、中世から現代に至るまでの「ヨーロッパ哲学」について理解を深めて行く。

科目群/ベンチマーク GEN1002 (715生以前)・ 全レベル必修 GEN1320 (716生以降)
授業の形態 主に発言・発表、講義と学生によるプレゼン発表および討議の形式で行われる。
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • プロローグ:現代の女性が哲学をする必要性について(私と哲学)
  • 次回授業範囲の予習(50分)
2
  • 著書『世界のエリートはなぜ哲学を学ぶのか』を読む(その1)
  • 課題提出。自分が担当した思想や哲学について調べ、プレゼン発表を行うことが要求される(180分)
3
  • 著書『世界のエリートはなぜ哲学を学ぶのか』を読む(その2)
  • 課題。次回授業範囲のテキスト予習および関連文献の精読(60分)
4
  • ギリシアの思想:ギリシア思想の特徴とその展開(ソクラテス以前とそれ以後)
  • 課題提出。次回授業範囲の予習(60分)
5
  • 【ヨーロッパ哲学Ⅰ】1,理性主義 2,経験主義について 
  • 課題と授業範囲の予習と参考文献の精読(60分)
6
  • 【ヨーロッパ哲学Ⅱ】3,社会の哲学 4,実存の哲学について ⑤討論・議論:「私たちは今後どのように生きるのか、またどのような社会を築いて行くのか」
  • 課題提出および、授業範囲の予習(60分)
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準備学習 自分が授業で担当する哲学者や思想について調べ、レジュメを作成、プレゼン発表を行うことが要求される。
教科書 福原正大『世界のエリートはなぜ哲学を学ぶのか』、SB新書、2015年。
岩田靖夫『ヨーロッパ思想入門』、岩波書店、2007年。 
参考文献 ナイジェル・ウオーバートン(著)月沢李歌子(訳)『若い読者のための哲学史』、すばる舎、2018年。
堀川哲『エピソードで読む西洋哲学史(PHP新書395)』、PHP研究所、2006年。
堀川哲『おもしろ哲学史』、三一書房、1996年。
ポール・ストラザーン(著)浅見昇吾(訳)『90分で分かるアリストテレス』、WAVE出版、2014年。
ポール・ストラザーン(著)浅見昇吾(訳)『90分で分かるプラトン』、青山出版社、1997年。
ポール・ストラザーン(著)浅見昇吾(訳)『90分で分かるカント』、WAVE出版、2015年。
三島憲一(著)『ニーチェ』(岩波新書361)、岩波書店、2011年。
熊野純彦(著)『レヴィナス入門』(ちくま新書200)、精興社、2014年。
小川仁志(著)『人生が変わる哲学の教室』、KADOKAWA、2014年。
成績評価方法・基準 【成績評価方法・基準】
日常点(60%:参加意欲・貢献度(発言・発表)、振り返りと小テスト、課題)、プレゼン発表(20%)、レポート(20%)

【課題のフィードバック方法】講義中に前回のふりかえりと小テスト、課題に対する解説を行う。