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現在の場所: ホーム 担当教員 朴 賢淑 Syllabus2017 キリスト教の歴史と文化

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科目名 キリスト教の歴史と文化 
担当教員 朴 賢淑
授業の目的、または到達目標 ・主に建築、美術、音楽などを通して、西洋史におけるキリスト教の遺産についての理解を深めることができる。
・西方教会および東方の教会についての歴史についての理解を深めることができる。
・日本におけるキリスト教の宣教とその遺産についての理解を深めることができる。
授業の概要 世界史を主にキリスト教とその遺産を通して概観していくことがこの授業の目指すところである。各時代における建築、美術、音楽などの遺産を通して、時代の潮流を考える。

科目群/ベンチマーク GEN2901(715生以前)・GEN2050(716生以降)
授業の形態 主に学生と教師によるプレゼンテーションと質問、および議論などの形式で行われます。
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • プロローグ:①イスラエルの宗教と旧約聖書②キリスト教の成立:イエスが生まれた世界、イエス・キリスト、使徒たち
  • 次回授業範囲の予習
2
  • キリスト教の発展と中世:①3~5世紀:東方と西方の教父たち、ゲルマン民族への布教 ②5~15世紀:ビザンティン帝国(東ローマ帝国と東方正教会)③10~12世紀:ローマ・カトリック教会とロマネスク様式(西ヨーロッパ、ローマ・カトリック教会の建築形式)
  • それぞれが担当したテーマや人物について調べ、レジュメを作成、プレゼンテーションすることが要求される。
3
  • 11~13世紀ヨーロッパ中世の文化:教皇と皇帝の対立、十字軍戦争、教皇権の動揺と異端問題 
  • 次回授業範囲の予習
4
  • 12~16世紀:ゴシック様式について
  • 次回授業範囲の予習
5
  • 15~16世紀:イタリアのルネサンス(文芸復興)
  • 次回授業範囲の予習
6
  • 16~17世紀:バロック様式と宗教改革:ルターとバロック音楽家バッハ ②華麗なバロック美術・音楽 ③バロック建築様式
  • 次回授業範囲の予習
7
  • 18世紀:ロココ様式と美術
  • 次回授業範囲の予習
8
  • カトリックの対抗宗教改革:①南・北アメリカ大陸とアジアへの宣教 ②アジアのカトリック世界遺産
  • 次回授業範囲の予習
9
  • プロテスタント敬虔主義(1)ドイツ:古典主義、ゲーテとベートベン、ショパンについて
  • 次回授業範囲の予習
10
  • プロテスタント敬虔主義(2)イギリス:①イギリス国教会(聖公会)とピューリタン ②ジョン・ウェスレーの福音主義と陶器工場ウェジウッド ③ウィリアム・モリスと民芸運動
  • 次回授業範囲の予習
11
  • 啓蒙主義思想:①フランス:ヨーロパサロン文化、印象派画家たち ②ドイツ:カントとその思想について
  • 次回授業範囲の予習
12
  • ヨーロッパ市民社会:①フランス:ナポレオンの台頭 ②イギリス:イギリス国教会と市民社会 ③ドイツ:シュライエルマッハーに代表される自由主義神学
  • 次回授業範囲の予習
13
  • 日本(1)カトリック宣教:①高山右近 ②細川ガラシア ③千利休とキリスト教
  • 次回授業範囲の予習
14
  • 日本(2)明治期以降のミッション活動:①ヴォーリス建築 ②広岡浅子の女子教育 
  • 次回授業範囲の予習
15
  • 日本(3)日本のキリスト教:①内村鑑三と無教会 ②賀川豊彦(COOP生協の父)の生涯
  • 授業範囲の予習。学期末レポートを期限内に提出すること。
準備学習 事前に毎回の講義内容に沿って、テキストとそれに関連する図書を読んでおくこと。
教科書 大村修文(著)『キリスト教史:はじめの一歩』、日本キリスト教出版局、2014年。
参考文献 ・ 小田垣雅也(著)『キリスト教の歴史』、講談社学術文庫、1995年。  
・ 山田五郎(著)『西洋絵画史』、幻冬舎、2011年。
・ 富増章成(著)『図解世界一わかりやすいキリスト教』、中径出版、2012年。
・ 紅山雪夫(著)『ヨーロッパものしり紀行(神話・キリスト教)編』、新潮文庫、1991年。
成績評価方法・基準 授業への参加、提出物・毎回の振り返り30%、授業中で発表30%、レポート40%

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
朴 賢淑 秋学期 木曜日 2時限 2