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現在の場所: ホーム 担当教員 朴 賢淑 Syllabus2016 自己の発見 I (哲学)

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科目名 自己の発見 I (哲学) 
担当教員 朴 賢淑
授業の目的、または到達目標 今後の私たちは、その人が持っている価値観(ポリシー・哲学)によって大きく変わって来ます。哲学者のサルトルが「人生はBとDの間のCである」とまで言い切っているほど、「人それぞれの人生はBirthとDeathの間のChoiceによって変わって」いくのです。この授業の到達目標は、①これまで人類がたどって来た「物事に対する考え方」のヨーロッパ思想の二つの流れ(ギリシア哲学、ヘブライの信仰)とは何かを言葉で言える。②これまでの哲学の流れを受けて、現代に生きる私たちは「どのように生きるのか、またどのような社会を築いて行くのか」を考え、言い表わし、行動できる事を目指します。 
授業の概要 授業の主な内容として、まず「現代において哲学の意味を捉え、その必要性を理解することか
ら進めていきます。そして、哲学の大きな二つの流れの一つである「ギリシア哲学」をソクラテス以前と以後に分け、その相違点とは何かについて触れます。一方の「ヘブライ思想」については、その土台となる旧・新約聖書に流れる考え方とは何かを知り、中世から現代に至るまでの「ヨーロッパ哲学」について理解を深めて行きます。

授業の形態 主に講義と学生による発表・討論の形式で行われます。
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • プロローグ: 現代の女性が哲学をする必要性について
2
  • 未来への冒険: 現代社会と哲学
  • 自分が担当した思想や哲学について調べ、レジュメを作成、プレゼンテーションを行うことが要求される。
3
  • ・ギリシアの思想: ギリシア人、ホメロス、ギリシア悲劇、ソクラテス以前と以後の哲学
4
  • ヘブライの信仰: イスラエル人とその歴史、旧約聖書と新約聖書。・ヨーロッパ哲学①: 中世のキリスト教哲学
5
  • ヨーロッパ哲学②: ・理性主義 ・経験主義 
6
  • ヨーロッパ哲学③: ・社会の哲学 ・実存の哲学。未来への冒険:目的をもって生きること、生きることの意味
準備学習 自分が授業で担当する思想や哲学について調べ、レジュメを作成、プレゼンテーションを行うことが要求される。
教科書 福原正大『世界のエリートはなぜ哲学を学ぶのか』、SB新書、2015年。
岩田靖夫『ヨーロッパ思想入門』、岩波書店、2007年。 
参考文献 堀川哲『エピソードで読む西洋哲学史(PHP新書395)』、PHP研究所、2006年。
堀川哲『おもしろ哲学史』、三一書房、1996年。
成績評価方法・基準 授業への意欲および提出物(30%)、授業中での発表(30%)、レポート(40%)

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
朴 賢淑 春学期 木曜日 5時限 a 3
朴 賢淑 春学期 木曜日 5時限 b 3
朴 賢淑 秋学期 木曜日 5時限 c 3
朴 賢淑 秋学期 木曜日 5時限 d 3