パーソナルツール
現在の場所: ホーム 担当教員 朴 賢淑 Syllabus2014 生と死の理解(いのちの教育)

←講義で検索へ     ←時間割で検索へ

科目名 生と死の理解(いのちの教育) 
担当教員 朴 賢淑
授業の目的、または到達目標 私たちが生きているこの現代社会は大きく揺れ動いており、人類が始めて出会う問題も多くあります。そして、この世に生を受けた私たち誰もが、やがては死をも経験するようになります。この授業では、現代社会の話題になっている「生と死」の事柄を中心に物事を理解し、自己の生きる意味を知ることで希望となるものを見出し、まわりの人々・社会とのつながりに気づくことを目標としています。
授業の概要 この講義では、現代社会における「生と死」を取り巻く心の問題について考えることで、現代を生きる私たちに必要とされる社会意識について学びます。

授業の形態 講義と学生による研究発表・討論の形式で行われます。
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • プロローグ: 生と死、現代と聖書:死ぬということはどういうことか。 ライフサイクルの中での死と老い:私ならどう迎えたいのか。
2
  • 若者文化と宗教性、青年期の生き方について ・エロスとアガペーの愛
  • それぞれ自分が発表を担当する事柄について調べ、レジュメ作成とプレゼンテーションが要求される。
3
  • 生への畏敬: 人工授精、体外受精、人工妊娠中絶
4
  • 脳死と臓器移植
5
  • 安楽死と尊厳死
6
  • 自殺の問題
7
  • 「家族難民」と孤独死
8
  • ホスピスと在宅ターミナルケア、介護ケアについて
9
  • エイズ
10
  • 恋愛について
11
  • 結婚について
12
  • 働きざかりの落とし穴
13
  • 中年の危機と再生
14
  • 老人の知恵、老後の生き方について
15
  • エピローグ
準備学習 新聞やメディアの時事問題、国際情勢などに積極的に目を通しておくこと。
教科書 ・神田健次(編)『生と死』(講座現代キリスト教倫理1)、日本基督教教団出版局、1999年。
・町田貞子『娘に伝えたいこと』、光文社、2011年。
参考文献 ・ 窪寺俊之・平林孝裕『続・スピリチュアルケアを語る―医療・看護・介護・福祉への新しい視点』、関西学院大学出版会。
・ 河合隼雄(著)河合俊雄(編)『生と死の接点―“心理療法”コレクション3』、岩波現代文庫、2009年。
・ 関根清三(編)『性と結婚』(講座現代キリスト教倫理2)、日本基督教団出版局、1999年。
・ A.M.パインズ(著)高橋丈司・岩田昌子(訳)『恋愛と結婚のもえつきの心理』、北大路書房、2007年。
・ 小田島嘉久『キリスト教倫理入門』、ヨルダン社、1988年。
・ 甘利てる代『介護施設で看取るということ』、三一書房。
・ 斉藤弘子『自殺したい人に寄り添って』、三一書房。
・ 松田容子『在宅ターミナルケアを地域で支える』、三一書房。
・ 中島由佳利『残された人々の心の声を聴く』、三一書房。
・ 太田宏人『逝く人・送る人―葬送を考える』、三一書房。
成績評価方法・基準 授業参加度・平常点30%、テスト30%、授業での発表およびレポート40%

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
朴 賢淑 春学期 金曜日 5時限 2