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科目名 (新約)キリスト教学2(隔週) 
担当教員 朴　賢淑
授業の目的、または到達目標 大阪女学院は創立以来、複雑に動く世の中において、物事を見抜く力のある人間を形成することを目指しています。そして、その目標は一貫してキリスト教の精神にもとづいて行われて来ました。この授業では、本学の建学精神を「聖書」を通して知ることを目標とします。聖書はこれまで多くの人々の人格形成に大きな影響を与えて来ました。この授業では、新約聖書に生きた人々の時代的な状況とその生き方を知ることで、「現代を生きる私たちはどのような指針の基に生きて行くべきか」を考えます。
授業の概要 　この授業では、イエス・キリストの出生とその宣教に関わった人々を知り、彼らの生き方について論じていくことにします。
授業の形態 講義と学生による研究発表・討論の形式で行われます。毎回、聖書（新共同訳）の持参が必要です。なお、チャペルの際には讃美歌と聖書を持参して下さい。
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • プロローグ：　新約聖書の人々
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  • イエスとその弟子たち①　・人を漁る者となったアンデレ　・ペテロ　・思い違いのユダ　・福音書の記者マルコ　
  • 各自、担当した人物について研究し、それについてのレジュメ作成、プレゼンテーションが要求される。
3
  • イエス・キリストの宣教①　・母マリア　・洗礼者ヨハネ　・サマリアの女　・姦淫の女　　
4
  • イエス・キリストの宣教②　・貧しいやもめとレプタ二つ　・兄ラザロと妹のマルタとマリア　・目の見えないバルテマイの開眼　・富める青年の悩み　・十人の重い皮膚病の人とイエス
5
  • 十字架と復活：　・マグダラのマリア　・クレネ人シモン　・エマオの弟子たち
6
  • 使徒たち①　・ステパノの死　・使徒パウロ　・パウロの仲間バルナバ
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  • 使徒たち②　・医師ルカ　・ルデヤ　・テモテとその母
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準備学習 アートバイブルや絵画、聖書の記録を通して、聖書に生きた人々について読んでおくこと。
教科書 主婦の友社（編）『聖書の人びと』、聖書の友社、2010年。
参考文献 ・　日本聖書協会（編）『新旧約聖書』、日本聖書協会。
・　河村員子・横山麗子（他）『聖書に生きる女性たち：新約編』、一粒社、1983年。
・　荒井献『新約聖書の女性観（岩波セミナーブックス27）』、岩波書店、1988年。
・　渋川久子『聖書のなかの女性たち』、玉川大学出版部、1997年。
・　『アートバイブル』（第Ⅰ巻）（第Ⅱ巻）、日本聖書協会。
・　富益章成（著）『図解、世界一わかりやすいキリスト教』、中経出版、2012年。
・　秦剛平（著）『新約聖書を美術で読む』、青土社。
成績評価方法・基準 チャペル出席（20％）、授業参加度・テスト（20％）、礼拝への参加・平常点（20％）、授業での発表およびレポート（40％）

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
朴　賢淑 春学期 木曜日 ２時限 r 1
朴　賢淑 秋学期 火曜日 ３時限 a 1
朴　賢淑 秋学期 火曜日 ３時限 b 1