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現在の場所: ホーム 担当教員 奥本 京子 Syllabus2019 平和紛争学入門

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科目名 平和紛争学入門 
担当教員 奥本 京子
授業の目的、または到達目標 「平和」や、その対概念の「暴力」について学び、その理解をより深めるために「紛争」について認識する。また、それらが歴史の中でどのように関係してきたのかの知見を得る。現在のわれわれが、時空間のどの位置に存在しているのか、政治・歴史・報道・軍事等を、文化・構造の側面から把握する。平和的な将来の社会・世界のために、発展的で具体的な提案をしていくことが可能だろうか。論文や口頭発表などで発言の機会を通して、平和的で創造的な表現方法をも身につけたい。
<学習目標>
*「平和」「暴力」「紛争」などの平和学の基礎概念について説明できる。
*歴史の中で上記概念がどのように扱われてきたのか、また、現代の社会における関連する問題点を指摘できる。
*平和創造(平和ワーク)のために、具体的な行動の提案ができる。
*授業の中での対話を通して、また、口頭発表や論文作成を通して、平和的表現を身につけることができる。
授業の概要 「平和」や、その対概念の「暴力」についての理解を深め、歴史の中でどのように関係してきたのか知見を得る。現在のわれわれの存在を、政治・歴史・報道・文化・社会構造の側面から主体的に把握する。さらに、「紛争」概念を通して、世界の平和的転換のための発展的・具体的な提案を、平和的表現方法で行う。

科目群/ベンチマーク 共通教育科目
授業の形態 講義、議論、対話、演習、口頭発表、論文
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • トピック導入、教科書について解説、「平和(紛争)学」についての解説。教科書
  • 教科書予習(60分)
2
  • 教科書、平和紛争学の諸側面(1)
  • 教科書予習(60分)
3
  • 教科書、平和紛争学の諸側面(2)
  • 教科書予習(60分)
4
  • 教科書、平和紛争学の諸側面(3)
  • 教科書予習(60分)
5
  • 教科書、平和紛争学の諸側面(4)
  • 教科書予習(60分)
6
  • 教科書、平和紛争学の諸側面(5)
  • 教科書予習(60分)
7
  • 教科書、平和紛争学の諸側面(6)
  • 教科書予習、論文リサーチ(60分)
8
  • 教科書、個人の論文についての議論 (1)
  • 教科書予習、論文リサーチ(60分)
9
  • 教科書、個人の論文についての議論 (2)
  • 教科書予習、論文リサーチ(60分)
10
  • 教科書、個人の論文についての議論 (3)
  • 教科書予習、論文リサーチ(60分)
11
  • 教科書、個人の論文についての議論 (4)
  • 教科書予習、論文リサーチ(60分)
12
  • 教科書、個人の論文についての議論 (5)
  • 教科書予習、プレゼンテーション準備、論文準備(60分)
13
  • 復習、口頭発表
  • 教科書予習、プレゼンテーション準備、論文準備(60分)
14
  • 復習、口頭発表、論文提出
  • 総合的復習(60分)
15
  • 『国際関係入門』奥本章、総合的復習
準備学習 授業中: 毎週教科書を20頁ほど予習し、授業では、講義や要旨の発表を通して、その内容を確認する作業を重要視する。内容確認後は、グループに分かれたりして、受講生同士の対話を試みる。受講生は、個人的に関心のあるテーマに関してリサーチや、教科書などの予習などをしておき、授業に備えることを心得ることとする。授業に出席することは必須とし、もし欠席した場合は、自ら主体的に補習できるように努力する。
口頭発表: 個人の関心に沿ったテーマを見つけ、リサーチし、口頭で発表する。
論文:口頭発表の内容を、研究論文にまとめる。
教科書 瀬谷ルミ子『職業は武装解除』朝日新聞出版、2015年
参考文献 平和学関連の書籍などを、随時アナウンスするが、特に以下を参照のこと。
黒澤満編『国際関係入門-共生の観点から』東信堂、2011年
ヨハン・ガルトゥング、藤田明史編著『ガルトゥング平和学入門』法律文化社、2003年
木戸衛一、長野八久編著『平和の探求:暴力のない世界をめざして』発行:(社)部落解放・人権研究所、発売元:解放出版社、2008年
君島東彦編著『平和学を学ぶ人のために』世界思想社、2009年
君島東彦編著『非武装のPKO--NGO非暴力平和隊の理念と活動』明石書店、2008年
成績評価方法・基準 平常点--------------------------------------------------------30%
   (授業参加度、議論、発言、演習など)
口頭発表(10分程)--------------------------------------------30%
論文(A4サイズ、3~5枚、日本語)-----------------------------40%
・プレゼンテーションにコメントし指導する。・提出物にコメントして返却する。