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科目名 | 平和紛争学入門 |
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担当教員 | 奥本 京子 |
授業の目的、または到達目標 |
「平和」や、その対概念の「暴力」について学び、その理解をより深めるために「紛争」について認識する。また、それらが歴史の中でどのように関係してきたのかの知見を得る。現在のわれわれが、時空間のどの位置に存在しているのか、政治・歴史・報道・軍事等を、文化・構造の側面から把握する。平和的な将来の社会・世界のために、発展的で具体的な提案をしていくことが可能だろうか。論文や口頭発表などで発言の機会を通して、平和的で創造的な表現方法をも身につけたい。 <学習目標> *「平和」「暴力」「紛争」などの平和学の基礎概念について説明できる。 *歴史の中で上記概念がどのように扱われてきたのか、また、現代の社会における関連する問題点を指摘できる。 *平和創造(平和ワーク)のために、具体的な行動の提案ができる。 *授業の中での対話を通して、また、口頭発表や論文作成を通して、平和的表現を身につけることができる。 |
授業の概要 |
「平和」や、その対概念の「暴力」についての理解を深め、歴史の中でどのように関係してきたのか知見を得る。現在のわれわれの存在を、政治・歴史・報道・文化・社会構造の側面から主体的に把握する。さらに、「紛争」概念を通して、世界の平和的転換のための発展的・具体的な提案を、平和的表現方法で行う。 |
科目群/ベンチマーク | 共通教育科目 | ||
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授業の形態 |
講義、議論、対話、演習、口頭発表、論文 |
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時間割 | 概要 | 宿題(予習・復習等) | |
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準備学習 |
授業中: 毎週教科書を20頁ほど予習し、授業では、講義や要旨の発表を通して、その内容を確認する作業を重要視する。内容確認後は、グループに分かれたりして、受講生同士の対話を試みる。受講生は、個人的に関心のあるテーマに関してリサーチや、教科書などの予習などをしておき、授業に備えることを心得ることとする。授業に出席することは必須とし、もし欠席した場合は、自ら主体的に補習できるように努力する。 口頭発表: 個人の関心に沿ったテーマを見つけ、リサーチし、口頭で発表する。 論文:口頭発表の内容を、研究論文にまとめる。 |
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教科書 |
ヨハン・ガルトゥング、藤田明史編著『ガルトゥング平和学入門 (Introduction to Galtung’s Theory of Peace: Grasping Peace for the 21st Century)』法律文化社、2003年 |
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参考文献 |
平和学関連の書籍などを、随時アナウンスするが、特に以下を参照のこと。 黒澤満編『国際関係入門-共生の観点から』東信堂、2011年 木戸衛一、長野八久編著『平和の探求:暴力のない世界をめざして』発行:(社)部落解放・人権研究所、発売元:解放出版社、2008年 君島東彦編著『平和学を学ぶ人のために』世界思想社、2009年 君島東彦編著『非武装のPKO--NGO非暴力平和隊の理念と活動』明石書店、 2008年 |
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成績評価方法・基準 |
平常点--------------------------------------------------------30% (授業参加度、議論、発言、演習など) 口頭発表(10分程)--------------------------------------------30% 論文(A4サイズ、3~5枚、日本語)-----------------------------40% |
時間割
担当教員 | 開講学期 | 開講曜日 | 開講時限 | 履修クラス | 単位数 |
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奥本 京子 | 春学期 | 火曜日 | 4時限 | 2 |