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現在の場所: ホーム 担当教員 奥本 京子 Syllabus2009 平和学基礎

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科目名 平和学基礎 
担当教員 奥本 京子
授業の目的、または到達目標 「平和」や、その対概念の「暴力」についての理解を深める。また、それらが歴史の中でどのように関係してきたのか知見を得る。平和的な将来の社会・世界のために、われわれが発展的で具体的な提案をしていけるか。論文や口頭発表などで発言の機会を通して、平和的な表現方法も身につける。
授業の概要 「平和学」という学問分野についての入門編であり、上記のような基礎的な概念について学ぶ。基本的には教科書に沿って、平和学についての諸側面について丁寧に理解を深め、授業においては活発に意見交換と対話を行う。個人のテーマを追ったものを口頭発表し、論文作成する。なお、トピックとしては、「<平和>とは何か」、「平和維持とグローバル化」、「パレスチナ人の苦難から考える正義」、「日本社会の北朝鮮認識を検証する」、「子どもと生活の平和」、「医学・医療と平和」、「人間の進化から見た根拠」、「たぶんか社会における他者受容の問題」、「芸術と紛争転換」、「最強の安全保障政策とは」などを取り上げる(以上、参考として)。

授業の形態 講義、議論、対話、演習、口頭発表、論文
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  •  トピック導入、教科書について解説、「平和学」についての解説。教科書第1章
  •  教科書予習
2
  •  教科書第2~3章
  •  教科書予習
3
  •  教科書第4~5章
  •  教科書予習
4
  •  教科書第6~7章
  •  教科書予習
5
  •  教科書第8~9章
  •  教科書予習
6
  •  教科書第10~11章
  •  教科書予習
7
  •  教科書第12~13章
  •  教科書予習、個人論文のリサーチ
8
  •  教科書第14章、個人の論文についての議論 (1)
  •  教科書予習、個人論文のリサーチ
9
  •  教科書第15章、個人の論文についての議論 (2)
  •  教科書予習、個人論文のリサーチ
10
  •  教科書第16章、個人の論文についての議論 (3)
  •  教科書予習、個人論文のリサーチ、プレゼンテーション準備
11
  •  教科書第17章、口頭発表
  •  教科書予習、個人論文のリサーチ、プレゼンテーション準備
12
  •  教科書第18章、口頭発表
  •  教科書予習、論文準備
13
  •  教科書第19~20章 
  •  教科書予習、論文準備
14
  •  総合的復習、論文提出
  •  総合的復習
準備学習 授業中: 毎週教科書を20頁ほど予習し、授業では、講義や議論を通して、その内容を確認する作業を重要視する。内容確認後は、グループに分かれたりして、受講生同士の対話を試みる。受講生は、個人的に関心のあるテーマに関してリサーチや、教科書などの予習などをしておき、授業に備えることを心得ることとする。授業に出席することは必須とし、もし欠席した場合は、自ら主体的に補習できるように努力する。 論口頭発表: 個人の関心に沿ったテーマを見つけ、リサーチし、口頭で発表する。論文:口頭発表の内容を、研究論文にまとめる。
教科書 木戸衛一、長野八久編著『平和の探求:暴力のない世界をめざして』発行:(社)部落解放・人権研究所、発売元:解放出版社、2008年。
参考文献 平和学関連の書籍などを、随時アナウンスするが、特に以下を参照のこと。
君島東彦編著『非武装のPKO--NGO非暴力平和隊の理念と活動』明石書店、2008年。
君島東彦編著『平和学を学ぶ人のために』世界思想社、2009年予定。
成績評価方法・基準 平常点------------------------------------------------30%
   (授業出席態度、議論、発言、演習など)
口頭発表(10分程)--------------------------------30%
論文(A4サイズ、3~5枚、日本語)--------------------40%

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
奥本 京子 秋学期 火曜日 7時限 2