パーソナルツール
現在の場所: ホーム 担当教員 中西 美和 Syllabus2017 教育相談の実際

←講義で検索へ     ←時間割で検索へ

科目名 教育相談の実際 
担当教員 中西 美和
授業の目的、または到達目標 ・教育相談の基礎となるカウンセリングについての基本的理解を深めることができる 
・カウンセリングの基本技法を身につけることができる       
・生徒を理解するための基礎となる、こころの問題についての理解を深めることができる
・生徒や保護者への対応についての理解を深めることができる
授業の概要 学級崩壊、不登校、ひきこもり、いじめなど、教育現場はさまざまな問題を抱えている。そのような状況の中で、教育相談(educational counseling)の重要性はますます増している。それはスクール・カウンセラーや専門家のみが担うべき役割ではない。教員として、生徒をどのように理解し、受けとめるのか。教員にも、生徒に関わり、援助していくために必要な方法論として、カウンセリングの理論と技法の素養が求められている。そこで、事例を通して教育相談の実際を学ぶと共に、ロールプレイなどの体験学習によって、カウンセリングの基本的な技法を習得することをめざす。

科目群/ベンチマーク 教職に関する科目
授業の形態 講義、プレゼンテーションに基づくディスカッション、およびカウンセリングのロールプレイとロールプレイの逐語記録に基づくディスカッション
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • 教育相談とは
  • 講義の復習
2
  • 教師と保護者のコミュニケーション
  • 講義の復習
3
  • 傾聴レッスン1ー効果的な聴き方とは
  • 講義の復習
4
  • 傾聴レッスン2ー自分の聴き方のチェック
  • 講義の復習
5
  • 集団不適応・不登校の理解とその対応
  • 講義の復習、プレゼンテーション準備
6
  • いじめの理解とその対応
  • 講義の復習、プレゼンテーション準備
7
  • 児童虐待・非行の理解とその対応
  • 講義の復習、プレゼンテーション準備
8
  • 発達障害の理解とその対応
  • 講義の復習、プレゼンテーション準備
9
  • 危機対応とPTSD
  • 講義の復習、プレゼンテーション準備
10
  • 生徒の自尊心を育むための関わり
  • 講義の復習、プレゼンテーション準備
11
  • 傾聴レッスン3ーロールプレイ実習
  • 講義の復習、逐語記録の作成
12
  • 傾聴レッスン4ーロールプレイ実習
  • 講義の復習、逐語記録の作成
13
  • 傾聴レッスン5ーロールプレイ実習
  • 講義の復習、逐語記録の作成
14
  • 教育相談の事例検討1  
  • 講義の復習
15
  • 教育相談の事例検討2、総括
  • 講義の復習
準備学習 担当箇所のプレゼンテーションの準備をしておいて下さい。
ロールプレイの逐語記録を作成し、ディスカッションのための準備をしておいて下さい。
教科書の熟読
教科書 小林 正幸・橋本 創一・松尾 直博 (2008). 教師のための学校カウンセリング 有斐閣アルマ
参考文献 必要に応じて講義中に紹介する。
成績評価方法・基準 授業参加度30% プレゼンテーション20% ロールプレイ実習20% レポート30%

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
中西 美和 春学期 木曜日 2時限 2