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科目名 教育の制度と経営 
担当教員 森 均
授業の目的、または到達目標 　本科目は「教育に関する社会的、制度的又は経営的事項」（特に制度的事項）について学習する科目である。
＊ 到達目標
・教育制度の基本である「公教育」について基本的な理念と事柄を理解する。
・我が国の学校制度と教育行政について根本的な理念を理解する。
・現代の教育諸課題のうち、教育制度・行財政に関わるものについて自らの意見を持つ。
授業の概要 　教員として必要な教育制度・行政に関する基本的知識について、できるだけ法的な根拠を示しながら解説する。日本の教育制度・行財政について、教育関連法規とあわせて必要な知識を得るとともに、その制度の背後にある考え方について充分に考察し、新教育委員会制度や学校評価についても理解を深めてもらいたい。なお、受講生は、それぞれ指定するテーマについて３回程度発表し、発表の過程で適時解説し議論する。
授業の形態 講義・討議・発表を併用する。
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • オリエンテーション　－ 授業の進め方・評価方法など
  • 発表テーマの指定
2
  • 古代ギリシャ・ローマ、中世・ルネサンス・宗教改革の教育制度
3
  • 17・18世紀の教育制度、革命期の教育制度と近代公教育制度
4
  • 19・20世紀の教育制度
5
  • 世界の教育制度について
  • 発表テーマの指定
6
  • 日本の教育制度（古代・中世・近世）
7
  • 日本の教育制度（明治維新・学校教育制度の整備）
8
  • 日本の教育制度（大正デモクラシー・戦時体制下）
  • 課題１の説明
9
  • 戦後の教育政策と現代の教育改革
10
  • 課題１、今日的課題の総論
  • 発表テーマの指定
11
  • 教育行政の制度と今日的課題（地教行法の改正を中心に）
12
  • 教育行政の制度と今日的課題（新教育委員会制度を中心に）
13
  • 学校経営の基礎と教育内容の制度（学校評価を中心に）
  • 課題2の説明
14
  • 教育職員の制度と今日的課題（教員評価も含む）
15
  • 振り返り・授業評価・まとめ・課題２
準備学習 事前に指定するテーマについてＡ４で数枚程度にまとめ、発表する（約20～30分）準備をすること。
講義には必ずインターネットで検索できる状況で出席すること。
教科書 「教育の制度と経営」　ﾐﾈﾙｳﾞｧ書房　広岡義之編
参考文献 「新しい時代の教育制度と経営」　ﾐﾈﾙｳﾞｧ書房　岡本　徹、佐々木司、「教育委員会改革5つのポイント－『地方教育行政法』のどこが変わったのか」　学事出版　村上　祐介　
成績評価方法・基準 授業中の発表2～3回（30％）、授業への参加度（20％）
1600字程度の課題2回（30％）、ファイル提出（20％）
備考 発表の際に用いたプレゼンや資料(ワード形式)は指定するアドレスに添付ファイルで送信すること。また、配布する資料などはいつでも振り返りができるようにすべてファイルすること。

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
森 均 春学期 金曜日 ５時限 2