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現在の場所: ホーム 担当教員 川端 隆寛 Syllabus2012 道徳教育の指導法

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科目名 道徳教育の指導法 
担当教員 川端 隆寛
授業の目的、または到達目標 ・中学校における実践から、道徳教育の重要性・必要性とその魅力について認識する
・演習を通じて、道徳学習の指導案や資料作りができるようになる
・模擬授業を通して、実践的な態度について考え、技能の一部について学ぶ
授業の概要 親子間の殺傷事件や青少年・幼児の巻き込まれる事件が繰り返し報道されている。また、「挨拶のできない若者」「電車やコンビニの前で平気で座り込む若者」の増加など、青少年のモラルの低下が言われて久しい。そのような中で、今回の指導要領改訂の際にも学校教育における「道徳教育」の重要性が強調されている。そこで、小中学校における道徳の時間の重要性・必要性とその魅力について知り、授業づくりのポイントを学ぶと共に、実際に指導案を書き、模擬授業を通して実践的な理論と技能を身につける。

授業の形態 講義および演習
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • 道徳教育の必要性 道徳教育の重要性 道徳教育の魅力 道徳教育のあり方
2
  • 授業づくりと学級集団づくり 学びあう集団をつくる
  • 「自助の助」を積み重ねて行く「自律の心」「自己と他者」 
3
  • 学習指導要領を読み解く 〔演習〕
4
  • 教員によるモデル授業① 〔演習〕:テーマ「挨拶のできない若者」
  • 授業のねらいや工夫についてのワークショップ
5
  • 教員によるモデル授業② 〔演習〕: テーマ「電車やコンビニの前で平気で座り込む若者」
  • 授業のねらいや工夫についてのワークショップ
6
  • 教員によるモデル授業③ 〔演習〕: テーマ「愛について」
  • 授業のねらいや工夫についてのワークショップ
7
  • 道徳学習の可能性 〔講義&演習〕 劇を活用した道徳学習 自分自身を語らせるための方法
8
  • 指導案作成 〔演習〕 : 大人として見守りながら、子どもの顔を想像して 躓きを想定して
9
  • 模擬授業① 〔実習:寸劇や落語、紙芝居など〕: テーマ「ことばの大切さを通して」
10
  • 模擬授業② 〔実習:寸劇や落語、紙芝居など〕: テーマ「生きること、学ぶこと、教えること」
11
  • 模擬授業③ 〔実習:寸劇や落語、紙芝居など〕: テーマ「生命の尊さ、生きることへの不安」
12
  • 模擬授業④ 〔実習:寸劇や落語、紙芝居など〕: テーマ「学校でのいじめなどの問題」
13
  • 特別活動との関わり 〔講義〕
14
  • 総合的な学習の時間との関わり 〔講義〕
15
  • 教育の中で道徳の果たす役割 道徳教育・学級づくり・学習集団づくり
準備学習 模擬授業の準備に各自が専念すること。授業開始早々にテキスト『道ありき』についてレポート課題を求めるので早いうちに読み始めておくことが望ましい。
教科書 ・『道ありき(青春編)』 三浦綾子 新潮文庫
(および担当教員による授業中配付資料)
参考文献 ・文科省『中学校学習指導要領』(東山書房)
・文科省『高等学校学習指導要領』
成績評価方法・基準 授業中課題(10%)      模擬授業(30%)                                           定期試験あるいはレポート(60%)    

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
川端 隆寛 春学期 木曜日 4時限 2