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現在の場所: ホーム 担当教員 加藤 映子 Syllabus2009 子どもとことば

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科目名 子どもとことば 
担当教員 加藤 映子
授業の目的、または到達目標 子どものことばの発達の過程について学習する。また、その過程における養育者の役割、環境について考
える。毎回の講義でレジュメを配付するので、講義ノートを作成する。
授業の概要 正式な学校に通うわけでもなく幼児がことばを学んでいく。不思議なことだと思いませんか。子どもがことばを学んでいく上での親あるいは大人の役割とはいったい何なのでしょうか。親あるいは大人が子どもに本を読むということはいったいどんな意味をもつのでしょうか。幼稚園に入園、小学校に入学するまでに子どもは何を準備しておくべきでしょうか。以上の問いについて共に考える。また、子どもの言語発達に関する文献を配付するので「読む力」も養ってほしい。

授業の形態 講義・ディスカッション・発表
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • ことばとは? 人間と動物
  • Theories of Child Language Acquisitionまとめ提出
2
  • 脳の言語機能について/言語習得理論I/乳幼児の発達段階
  • 0歳児がことばを獲得するとき  第一章
3
  • 音声の発達/言語発達のステージI
  • 0歳児がことばを獲得するとき  第二章
4
  • 言語発達のステージII
  • 0歳児がことばを獲得するとき  第三章
5
  • 単語から文章へ 疑問・否定表現の発達
  • 0歳児がことばを獲得するとき  第四章
6
  • 接続文の習得過程・会話能力の発達過程
  • 0歳児がことばを獲得するとき  第六章
7
  • 言語発達過程まとめ
  • 0歳児がことばを獲得するとき  第七章
8
  • 幼児のことばの習得過程
  • 課題図書を読むこと
9
  • 母子間の相互作用1「読み聞かせについて」
  • 課題図書Book Report準備
10
  • 母子間の相互作用2 What No bed Time Story Means
  • 文献を読むこと
11
  • 母子間の相互作用3「Dialogic Reading について」
  • 絵本選択・Dialogic Reading発表準備
12
  • 母子間の相互作用4 Dialogic Reading 発表
  • 発表準備
13
  • 学期末発表
  • 発表準備
14
  • 総復習
  • 定期試験準備
準備学習 1. 初回の授業で配付する"Theories of Child Language Acquisition"の文献を読み、3つの理論をまとめて提出する。この課題を行うことを受講の条件とする。詳しくは授業で説明を行う。
2. 配付される文献は授業でディスカッションを行うので必ず読んでおくこと。
3. 「0歳児がことばを獲得するとき」正高信男著 各章毎に発表を行う。
4. 必要に応じ、クラス発表、小ペーパー提出、ビデオレポートを行う。
5. 「読み聞かせーこの素晴らしき世界」ジム・トレリース著・亀井よし子を読みBook Reportを提出する。提出期日は初回の授業で発表する。
教科書 講義用「0歳児がことばを獲得するとき」正高信男著
Book Roport用 「読み聞かせーこの素晴らしき世界」ジム・トレリース著・亀井よし子
参考文献 「赤ん坊から見た世界」無藤隆著
「子どもと本の心理学」福沢周亮編
成績評価方法・基準 出席及びクラスワーク 15%
発表  15%
Book Report 10%
定期試験  60%
関連リンク Jouranl of Child Language
http://journals.cambridge.org/action/displayJournal?jid=JCL

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
加藤 映子 秋学期 水曜日 5時限 2