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科目名 | 国際公共政策基礎 |
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担当教員 | 幡新 大実 |
授業の目的、または到達目標 |
1.国際社会で活躍するプロフェッショナルな女性の実例として、緒方貞子、国際連合の元難民高等弁務官、日本の独立行政法人国際協力機構JICA元理事長の半生から学ぶ。 2.国際社会で活躍するプロフェッショナルな人材の実例として、マラック・グールディング元イギリス外交官、国際連合平和維持活動担当事務次長の半生から学ぶ。 3.国際連合あるいは国際連合の専門機関における仕事について、具体的なイメージをつかむ。 4.国際連合あるいは国際連合の専門機関における仕事において、実践的に有益とされる組織的意思決定過程を学び、理解する。 5.修士課程あるいは博士課程で国際関係論、国際近現代史の分野で研究をし、論文を書く上で基礎となる知識や視点を身に着ける。 |
授業の概要 |
主に国連の専門機関(難民高等弁務官)の仕事、および国連最大の派遣活動、平和維持活動の事務方の元締めの仕事について、経験者の回顧録を通して学ぶ。そして、緒方貞子、元国際連合難民高等弁務官の博士論文の基礎となり、緒方氏のその後の国際連合難民高等弁務官事務所という組織における仕事、特に高等弁務官の職において相手をすることになった諸政府や諸政府間組織や諸非政府組織との関係と折衝と協働において、実践的にも有益であったという外交政策決定過程の分析について、あるいはより広く組織的、組織間の意思決定過程の分析について学ぶ。 |
授業の形態 |
学生による予習と発表、およびクラスでの議論を中心に進める。 |
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時間割 | 概要 | 宿題(予習・復習等) | |
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準備学習 |
次回の授業の予習を行い、プレゼンテーションを行う。 |
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教科書 |
野林健・納屋正嗣『聞き書、緒方貞子回顧録』岩波書店2600円 |
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参考文献 |
マラック・グールディング著『国連の平和外交』東信堂2005年 Richard C. Snyder et al, Foreign Policy Decision-Making, revised ed ( Basingstoke: Palgrave Macmillan, 2002) Graham Allison et al, Essence of Decision: Explaining the Cuban Missile Crisis, 2d ed. (New York: Addison Wesley Longman, 1999) Omi Hatashin, 'Japanese Organisational Decision-Making in 1941 (2012) International Journal of Management and Decision-Making, vol. 12, no. 1, pp. 69-84. 黒澤満編著『国際関係入門-共生の観点から』東信堂、2011年、1800円 黒澤満『核軍縮入門』信山社、2011年、1800円 |
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成績評価方法・基準 |
授業と議論への参加 40% 予習とプレゼンテーション 30% テスト(第15週) 30% |
時間割
担当教員 | 開講学期 | 開講曜日 | 開講時限 | 履修クラス | 単位数 |
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幡新 大実 | 春学期 | 火曜日 | 5時限 | 2 |