パーソナルツール
現在の場所: ホーム 担当教員 濱嶋 聡 Syllabus2012 異文化間リサーチ演習

←講義で検索へ     ←時間割で検索へ

科目名 異文化間リサーチ演習  オーストラリアの言語・文化・社会
担当教員 濱嶋 聡
授業の目的、または到達目標 文化や社会を”比較”するとは、どういうことかを知り、異文化を多面的に理解する目を養う。
授業の概要 オーストラリア、Melbourne, Deakin大学との連携に基づいて行われる、4週間の短期留学プログラム。現地の大学、あるいは大学院レベルで教える社会科学の専門家の指導を受けながら、フィールドワークやリサーチを行う。いわゆる英語力を伸ばすことを主眼においた語学研修とは異なり、1.科学的なフィールドワークに触れる機会を持つ。2.異文化間コミュニケーションにおける様々のストラテジーに気づき、同時に自信を得ることをねらいにとしている。異文化において、自分自身の力を試したい人、言葉を超えたコミュニケーションの力をつけたい人に適したプログラムである。参加にあたっては、このプログラムの内容をよく理解し、積極的にチャレンジする姿勢が望まれる。

授業の形態 講義
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • オリエンテーション:オセアニアとは。
  • Unit1前半
2
  • •オーストラリア の歴史1(先住民アボリジニ①)
  • Unit1後半
3
  • •オーストラリアの歴史2(先住民アボリジニ②Stolen Children)
  • Unit2前半
4
  • •オーストラリアの歴史3(流刑植民地の誕生)
  • Unit2後半
5
  • •オーストラリアの社会1(Anglo-Keltic,アイルランド系移民①)
  • Unit3前半
6
  • •オーストラリアの社会2(Anglo-Keltic、アイルランド系移民②Ned Kelly)
  • Unit3後半
7
  • •オーストラリアの産業1(石炭鉱脈発見秘話)
  • Unit4前半
8
  • •オーストラリアの産業2(牧羊業:メリノ種羊毛)
  • Unit4後半
9
  • •オーストラリア英語1(コックニー英語との対照)
  • Unit5前半
10
  • • オーストラリア英語2(ニュージーランド英語との対照)
  • Unit5後半
11
  • •オーストラリアの多文化主義
  • Unit6前半
12
  • オーストラリアと日本(戦争と和解)
  • Unit6後半
13
  • DVD「オーストラリア」鑑賞(言語、歴史、社会についての解説①)
  • Unit7前半
14
  • •DVD「オーストラリア」鑑賞(言語、歴史、社会についての解説②)
  • Unit7後半
15
  • •ゲストスピーカー(オーストラリア人/ニュージーランド人)?(予定)
  • 各自テーマ決定
準備学習 配布プリントの予習(毎回2~3ページ)
教科書 配布プリント
参考文献 ①語法分野、『現代英語語法辞典』、三省堂、小西友七編、14000円+税。(濱嶋執筆項:「オーストラリア英語、ニュージーランド英語」)。
②語彙分野、『ジー二アス大英和辞典』、大修館書店、小西友七編、16500円+税。(濱嶋執筆項:ニュージーランド英語)。
③言語政策分野、『オセアニアの現在』、人文書院、河合利光編、2400円+税。(濱嶋執筆項:少数民族語の維持と復興)。
④教育分野、『世界の外国語教育政策・日本の外国語教育の再構築にむけて』、東信堂、大谷泰照、6571円+税。(濱嶋執筆項:第9章オーストラリア)。
⑤少数民族問題、『ジョージナ・アシュワース編、世界の少数民族を知る辞典』、明石書店、辻野功編訳、5964円+税。(濱嶋翻訳項:中東、アフリカ等)。
⑥『言語と文化の対話』、大阪大学言語文化研究科編、英宝社、。(濱嶋執筆項:オーストラリアにおけるバイリンガル教育ーアボリジニ学校の場合)。
いずれも購入の必要なし。
成績評価方法・基準 レポート40%、平常点(含宿題)10%、現地での授業、プレゼンテーションを含む評価50%。

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
濱嶋 聡 秋学期 土曜日 3時限 4