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現在の場所: ホーム 担当教員 高橋 弘司 Syllabus2014 世界の宗教と文化(隔週・偶)

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科目名 世界の宗教と文化(隔週・偶) 
担当教員 高橋 弘司
授業の目的、または到達目標 世界で起こる出来事やニュースを考える上で、宗教に関する知識や関心は不可欠です。様々な国の人々と交流する際にも、相手の宗教が何であるかは大きな関心事で、避けて通れません。相手がどのような文化・習慣を持っているのかに留意することが親しくなるコツの一つでもあります。本講では、国際社会にはばたこうとする学生が、様々な国の人々と交流する上で、「基礎教養」として知っておかなければならない主要な宗教・文化に関する知識や常識を身につけることを目指します。
1、世界の多くの人々が信奉する宗教や文化の概要を説明できるようになります。
2、宗教や文化の違いによって起きる摩擦や対立の歴史や背景を説明できるようになります。
3、上記摩擦や対立の解決法をみなで考えようとする姿勢を身につけることができます。
4、多様な価値観を尊重し、異なる考えの人の意見に耳を傾けることができるようになります。

授業の概要 世界の主要宗教であるイスラム、キリスト教、仏教をはじめ、ユダヤ教などについてそれぞれの宗教の歴史、文化や慣習などを概観します。また、近年の国際ニュースで注目される宗教に関連した言葉(たとえば「イスラム原理主義」「エルサレム」)に注目し、その背景などを解説。さらに、これら宗教と関係する歴史や紛争を具体的に取り上げ、現代の国際社会を知る基礎知識を身につけます。(新聞社でカイロ特派員、ニューヨーク特派員として勤務した経験をまじえ、現地体験談や写真、音声などを活用します)

授業の形態 写真、映像、音声などを活用。学生との双方向の質疑を重視します。
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • 世界の主な宗教(イスラム教、ユダヤ教、キリスト教、仏教など)の概要、分布など
2
  • イスラムと女性、お酒との関係など
3
  • イスラム教徒の生活(暮らしぶり、断食、メッカ巡礼などの義務)
4
  • イスラム原理主義(世界各地のイスラム原理主義、米同時多発テロなど)
5
  • 文明の衝突と文明の対話
6
  • 5回目までのおさらいと小テスト
7
  • ユダヤ教の概要と文化、国際政治との関係
8
  • キリスト教の概要と文化、国際政治との関係
9
  • エルサレムなどイスラム、ユダヤ、キリスト教の聖地
10
  • パレスチナ紛争
11
  • 仏教の概要と文化1
12
  • 仏教の概要と文化2
13
  • 7回目から12回目までのおさらいと小テスト
14
  • 総括と質疑。全授業を振り返り、課題に沿ったレポ-トを提出
15
参考文献 岩波イスラーム辞典(岩波書店)など
成績評価方法・基準 日常授業態度や発言30%、日常授業出席10%、In Class Quiz40%(2回で)、全授業を振り返ったレポート20%
備考 【留意点】授業の進展状況や学生の理解度に応じて、各回のテーマや講義内容がかなり変わる場合があります。授業中の私語、居眠り、無関係の作業(スマホなど)は謹んでください。学習意欲のある学生を求めます。

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
高橋 弘司 春学期 土曜日 3時限 2