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現在の場所: ホーム 担当教員 高橋 弘司 Syllabus2012 世界の宗教と文化

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科目名 世界の宗教と文化 
担当教員 高橋 弘司
授業の目的、または到達目標 世界で起こる出来事やニュースを考える上で、宗教に関する知識や関心は不可欠だ。様々な国の人々と交流する際にも、相手の宗教が何であるかは大きな関心事であり、避けて通れない。相手がどのような文化・習慣を持っているのかに留意することが親しくなるコツであるとともに、逆に相手の宗教や文化を尊重しない場合、対立や衝突を引き起こしかねない。本講では、国際社会にはばたこうとする学生が、様々な国の人々と交流する上で、「基礎教養」として知っておかなければならない主要な宗教・文化に関する知識や常識を身につける。
授業の概要 世界の主要宗教であるイスラム、ユダヤ、キリスト教を中心に、それぞれの宗教の歴史、それを踏まえた文化や習慣について学んだ後、近年の国際ニュースで注目される言葉(たとえば「イスラム原理主義」「エルサレム」)に注目し、集中的に取り上げる。さらに、これら3大一神教がからむ複雑な歴史や紛争を具体的に取り上げ、現代政治を考える基礎を学ぶ。(新聞社の中東特派員としての経験をまじえ、現地体験談や写真、音声などを可能な限り活用する)

授業の形態 PC教室での講義(学生との双方向の質疑を重視)、時折、映像、音声などを紹介。
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • イスラム教、ユダヤ教、キリスト教の信徒数、分布など世界の宗教の概括
2
  • イスラム教徒の生活(暮らしぶり、断食、メッカ巡礼などの義務)
3
  • イスラムとベール、女性、お酒との関係など
4
  • イスラム原理主義(世界各地のイスラム原理主義、米同時多発テロ、エジプト・ルクソール事件など)
5
  • 文明の衝突論(ハンチントン教授など)
6
  • 文明の対話論(イランの改革派大統領、ハタミ師など)
7
  • ユダヤ教の概要と文化
8
  • ユダヤ人と世界史、国際政治(ホロコーストなども)
9
  • キリスト教の概要と文化
10
  • キリスト教と国際政治
11
  • エルサレムとは(イスラム、ユダヤ、キリスト教それぞれの「聖地」。たびたび衝突の発火点に)
12
  • パレスチナ紛争(宗教との関係など)
13
  • 総括1(最近のニュースや注目の話題など)
14
  • 総括2(最近のニュースや注目の話題など、質疑)
15
参考文献 岩波イスラーム辞典(岩波書店)など
成績評価方法・基準 日常授業発言40%、日常授業参加度20%、In Class Quiz40%

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
高橋 弘司 春学期 土曜日 3時限 偶7 2
高橋 弘司 春学期 土曜日 4時限 偶7 2