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現在の場所: ホーム 担当教員 片山 直子 Syllabus2012 地球環境問題の現実

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科目名 地球環境問題の現実 
担当教員 片山 直子
授業の目的、または到達目標 この学科目は、地球規模で発生している「環境問題」の複雑な現実を、科学の知識(高校までの理科)を前提としつつ、国際関係の視点から、公平に眺めてみることを目的としています。「環境」に関する本は多数ありますが、自分の意見を裏付けをもって主張できるまでの勉強の仕方を体得させることを目標とします。
授業の概要 地球環境問題が、人々の関心を集めるようになったのは、約40年前のことに過ぎない。地球環境は悪化の一途をたどり、人類の未来は絶望的なのか? 客観的な事実に基づき、どのような問題が、いかなる理由で発生し、それに対してどのような対策が試みられているかを、具体的な地球環境事例を取り上げて検討する。予習が必要。

授業の形態 授業、質疑応答
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • はじめに:地球環境は、悪化の一途をたどっているのか
  • 各回の授業内容に対応する教科書の該当箇所および紹介する参考書等を読んでおくこと。
2
  • 生物の多様性:ナキウサギ裁判
  • 教科書I2および紹介する参考書等
3
  • 自然保護および世界遺産:白神山地
  • 教科書II4および紹介する参考書等
4
  • 海洋生物資源をめぐる現実:ミナミマグロ、捕鯨
  • 教科書III9、10および紹介する参考書等
5
  • 海洋汚染のもたらすもの
  • 教科書Ⅳ11、12、13および紹介する参考書等
6
  • 酸性雨の現実
  • 教科書Ⅴ14および紹介する参考書等
7
  • オゾン層破壊は何をもたらすか
  • 教科書Ⅴ15および紹介する参考書等
8
  • 地球温暖化
  • 教科書Ⅴ16および紹介する参考書等
9
  • 南極の環境をどのように守るか
  • 教科書Ⅵ19および紹介する参考書等
10
  • 貿易と環境(1):熱帯雨林の保護と貿易問題
  • 教科書Ⅶ21および紹介する参考書等
11
  • 貿易と環境(2):GATT/WTOの環境保護事件
  • 教科書Ⅶ22および紹介する参考書等
12
  • 貿易と環境(3):有害廃棄物の越境移動問題
  • 教科書Ⅶ24および紹介する参考書等
13
  • 大規模事故への対応:チェルノブイリ原発、ボパール化学工場
  • 教科書Ⅷ25および紹介する参考書等
14
  • 有害化学物質:アスベスト、農薬
  • 教科書Ⅸ28、29および紹介する参考書等
15
  • まとめ
準備学習 授業開始前に下記の教科書(必携)を入手し、毎回の授業に必ず持参すること。上記の時間割(授業計画)に従って、テキストおよび授業において紹介する参考書等の該当部分を必ず事前に読んで、よく勉強しておくこと。授業は、テキストおよび参考書等を読んで勉強してきているという前提で進める。
教科書 石野耕也ほか編『国際環境事件案内』(信山社、2001年)
参考文献 西井正弘・臼杵知史編『テキスト国際環境法』(有信堂、2011年)
成績評価方法・基準 授業への積極的な参加および小テスト(複数回実施)により評価する。実施日等については、初回の授業において説明する。

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
片山 直子 秋学期 金曜日 1時限 2