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現在の場所: ホーム 担当教員 井口 陽子 Syllabus2016 言語と文化

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科目名 言語と文化 
担当教員 井口 陽子
授業の目的、または到達目標 言語文化の基礎知識を学び、言語と文化の関係についての理解を深める。さらに、異文化間でのコミュニケーションをより円滑に行う能力を養う。
 < 到達目標 >
 ・言語の成り立ちや仕組みを理解することができる
 ・文化的要素がどのように言語表現や思考に影響を与えるかを説明することができる
 ・論理的に物事を考え、それを文章に表すことができる
 ・異文化間での円滑なコミュニケーション能力を養う
授業の概要 本授業では、言語と文化に関わる主な研究を概観し、基礎知識を習得する。また、日本語や英語の新聞記事・映画・テレビ番組などで使用されている語彙や文章表現などを分析し、言語と文化における普遍性と固有性について考察していく。さらに、文化が思考や言語にどのように影響を与えているのかについても、様々な視点から考察し、言語と文化の関わりを探っていく。

授業の形態 講義形式で授業を進め、議論する機会も設ける。
時間割   概要 宿題(予習・復習等)
1
  • 授業内容の説明
  • 言語と文化: 文化とは何か
  • 教科書 pp.1-15
2
  • 言語と文化: 言語の仕組み
  • 教科書 pp.22-32
3
  • 言語と文化: 言語の変化
  • 教科書 pp.33-52
4
  • 言語と文化: 若者ことばと文化
  • 教科書 pp.53-63
5
  • 文化と言語: 普遍性と固有性
  • 教科書 pp.63-77
6
  • 文化と言語: 英語と日本語の語彙比較
  • 小テスト 1
  • 教科書 pp.78-106
7
  • 文化と言語: サピア・ウォーフの仮説
  • 教科書 pp.113-126
  • 課題 1
8
  • 丁寧表現・敬語における普遍性と多様性: 文化と自己, 人称代名詞
  • 教科書 pp.127-148
9
  • 丁寧表現・敬語における普遍性と多様性: 普遍概念としてのポライトネス行動
  • 教科書 pp.149-157
10
  • 丁寧表現・敬語における普遍性と多様性: 文化固有性・独自性としてのポライトネス行動
  • 教科書 pp.158-170
11
  • 丁寧表現・敬語における普遍性と多様性: 日本語の敬意表現
  • 教科書 pp.261-275
12
  • 言語内変異 : 言語使用における男女差
  • 教科書 pp.276-283
  • 課題 2
13
  • 言語内変異 : 翻訳・通訳における役割語の与える心理的効果
  • 教科書 pp.284-326
14
  • 言語と発達: 人間発達の普遍性と文化固有性, バイリンガリズム
15
  • まとめ
  • 小テスト 2
準備学習 教科書の授業内容に関する部分を読んでおくこと。
教科書 南 雅彦 (2009) 『言語と文化』 くろしお出版.
参考文献 授業中に紹介する。
成績評価方法・基準 出席・練習問題: 30%, 課題(2回): 35%, 小テスト(2回): 35%
備考 詳しいシラバスは初回の授業で配付する。

時間割

担当教員 開講学期 開講曜日 開講時限 履修クラス 単位数
井口 陽子 秋学期 金曜日 5時限 2